男性の「キメの正常位」はみんな違う!体勢・腰の振り方・ピストン幅別で対策/Betsy

挿入時の悩みでよく聞くのが「部分的にどこかが擦れてるのが気になる」「その時によって気持ちよかったり気持ちよくなかったりと差がある」「相手によって感じ方も変わる」という話です。今までこういった相談をされた時に「体の形や角度がひとりひとり違うから、相手が変わったらその人とはどの体位が合うのか、どの角度が気持ちよくなりやすいのか探していくといいよ」と言うことが多かったんですけど、なんだか伝わってなさそうだと感じていました。そして先日は知人から「え、どういうこと?ちょっと意味わかんない」と指摘を受けて、やっぱり《体位の調整》を意識したことがない人には想像しにくいようだと実感したので、今回は正常位の例で詳しくお話しします。

‟キメの正常位”はみんな違う

正常位というと「あぁ、あれね。一番ふつうの体位よね」と頭に思い浮かぶものがありますよね。でも、正常位はバリエーションが多くて、ちょっと体の位置を変えただけでも感じ方に変化がつきます。ほとんどの男性は一度のセックスで2、3種類の正常位をすることが多いと思うのですが、中でも毎回必ずする正常位の型がそれぞれあることにお気づきでしょうか。挿入したての時や射精の時にとる型が、その人にとってのキメの正常位。その人にとっては一番やりやすい、感じやすい正常位なんですね。そのキメの正常位が全員微妙に違うんです。何が違うかというと、体勢・腰の振り方・ピストン幅の3点です。

①体勢

同じ正常位でも、一番大きな違いは男性の体勢です。たとえば、Aさんのキメの正常位は、膝と肘をベッドについて覆いかぶさる正常位。Bさんのキメの正常位は、膝と手のひらをベッドについた前かがみの正常位。Cさんのキメの正常位は、上半身を垂直に起こして女性の脚を持つ正常位、という具合です。

これを横から見ると分かりやすいですが、Aさんはベッドからの角度が0度、Bさんは45度、Cさんは90度になってますよね。この時点で腟と竿の角度には大きな差がつきます。

②腰の振り方

次に、ちんこを出し入れさせるための腰の振り方なんですけど、これもまた個人差が大きいところなんですよね。男性が骨盤だけを前後に振っているのか、体全体を動かしているのかで、腟内での当たり方や摩擦のし方が違ってきます。

③ピストン幅

腟に出し入れするときのピストン幅も男性によって全く違います。根元から先端まで大きく出し入れする人もいれば、先端を腟の浅い部分で小さく出し入れする人もいるし、深く挿入したまま小さく出し入れする人もいます。この違いも腟内の刺激する場所必要になる愛液の量まで変わってきます。

少し例を挙げてみますね。いつも正常位で腟口の一部だけが擦れると感じている人の場合、大体は男性が体を垂直に起こした体勢で、体を前後に動かし、ちんこを大きく出し入れしている正常位をしていることが多いです。この正常位だと、男性が覆いかぶさる体勢の時に比べて、ちんこの位置が腟口よりやや下にくるので、腟口の下側が強く擦れやすいです。また、大きく出し入れすることによって愛液も乾きやすいので、摩擦による不快感を強く感じてしまうんです。

女性が尿意を感じて快感に集中できないのもこの正常位。勃起力が腟の上側の壁にモロにかかるので、尿道への刺激を強く感じて尿意と錯覚しがちです。逆に言うと、腟の強い人にとっては刺激があって好きな正常位になり得るんですけどね。

そして、男性が覆いかぶさる体勢で骨盤だけを前後に振る正常位の場合、腟のカーブと男性の竿のカーブに無理がなく、部分的に強く擦れることは避けやすいです。ピストン幅の大きさに影響を受けにくいことも特徴です。つまり、痛くなりにくい正常位であり、人によっては物足りなさを感じることもあるということです。

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