みなさまこんにちは、みみこです。
前回は、毒親育ちなりの結婚式・披露宴のレポートをお届けしました。ツイッターなどで毒親育ちのみなさんから「参考になる!」「これなら私も楽しく披露宴できるかも」など感想をいただき、心の底から「書いてよかった」と思いました。ライター冥利に尽きます。
実は、今回は「夫との生活を始めてから起きた問題とその解決」についてお話する予定でした。
しかし、ちょっとこれは書いておかないといけないと思うことがあり、急ぎ担当さんに「次回のテーマを変えさせてください」とお願いしたのでした。
私が担当さんにそのメールを送った日、ツイッターのトレンドには「ちょうどいいブス」の文字が躍っていました。
「ちょうどいいブス」問題、AM読者のみなさまはご存知でしょうが少しだけ説明しておきますね。
「ちょうどいいブス」とはお笑い芸人の山﨑ケイ(相席スタート)の提唱する、「女子の生き方」だそうです。自分の容姿が美しくないこと、「ブスである」ことを認め、悪あがきはやめて「ちょうどいいブス」として隙間モテを狙えということらしいですが、正直どこからつっこめばいいのか分からないくらい最悪でクソな提案ですよね。
前時代的なルッキズムが満載で、「女の価値は男に選ばれること」という考えが前面に出すぎだし、そんな言葉が提唱されて、それをテーマにした書籍が流通していると思うだけで自己肯定感を根こそぎ奪われそうです。
だいたい「ちょうどいい」って誰にとって「ちょうどいい」のかという話ですよ。「ちょうどいい」「ちょうどよくない」と、そもそもが失礼すぎる判断を男性に許し、女はジャッジされるがままでいろというのはあまりにも酷い女性蔑視です。ちょうどいいとかちょうどよくないとか外側から言ってんじゃねぇ黙れクソ。私はいつでも最高に可愛いわ。
あと単純に疑問なんですが、「お前ってちょうどいいブスだよな~」みたいなことを言ってくる男にモテても全然幸せじゃないと思うんですが。むしろモラハラ男チェッカーにちょうどいいのでは?