安上がりな○○療法

超像可動シリーズよりジョナサン・ジョースター 超像可動 ジョナサン・ジョースター

★ジョースター療法

私は大切なことはみんなジョジョから学んだ。ギャン泣きしてスッキリするエシディシ療法もその1つだ。

ジョースター療法とは、ジョナサンの父・ジョースター卿の「逆に考えるんだ」というアレである。

私もそうだが、毒親育ちは親から否定的な言葉をかけられて育っている。たとえば「あんたみたいにガサツな女は結婚できない」という具合に。

私もガサツな性格で、ていねいな暮らしが苦手だが、そのぶん夫が部屋を散らかしても気にならない。つまり「ガサツだから結婚できない」は「大らかだから夫婦円満」とポジティブに言い換え可能なのだ。

私はFacebookを見ながら「イキりやがって」「金持ちぶりやがって」「村上春樹きどりか」と悪口が止まらない人間だが、若い頃なら「私って性格悪い」と落ち込んだところを「批判精神があるね!物書きには必要な資質!」とポジティブに言い換えている。

自分を責めそうな時、無理やりでも「逆に褒める練習」を続けていると「思考のクセ」が変わってくる。少しずつだが、物事の見方がネガからポジへと変化していく。

実際、短所は長所の裏返しだと言える。私は掃除が苦手なことに悩んでいたが、キレイ好きの女友達は「潔癖症で生きづらい」と悩んでいる。

彼女は「セックスの時に体を舐められたりクンニされるのも気持ち悪いし、顔射されたらショック死する」と話していた。私も顔射するような男は金玉をカチ割るが、手違いで顔に精液がかかっても「拭けばいいさ」とへっちゃらだ。

ジョースター卿の顔で「掃除が苦手だから、クンニが得意なのさ」と自分を褒めて伸ばしていこう。そうすれば、立派な英国紳士になれるはずだ。

★中二病療法

「俺の中に眠る『もう一人の俺』…!」という中二病のアレである。

私は夫と結婚した後も「寂しい発作」に襲われることがあった。特に理由はないのに、無性に寂しくて死にそうになるのだ。
そのたびに「今の自分には夫もいて友達もいるのに、なんでこんなに寂しいの? こんな自分はおかしいのでは?」と不安になって泣いたりしていた。

定期的にメンがヘラるのにうんざりして、ある時「コイツの正体をつきとめてやる」と自分の心を深く見つめてみた。すると「右腕に封印したアイツ」は出てこなかったが、「俺の中に眠る『もう一人の俺』」を発見した。

その正体は「過去の寂しかった自分」だった。親に愛されなかった自分、頼る家族も帰る家もなかった自分が「私はまだここにいる! 寂しいよ、ウエーン」と泣いていたのだ。

それに気づいて「そうか、そりゃ寂しかったね。でももう大丈夫、もう一人じゃないから」と言い聞かせるうちに、いつのまにか発作が起こらなくなっていた。

「今の私には夫も友達もいるし、寂しくなんかないはず」「こんな気持ちになるのはおかしい」と感情にフタをすると、ふとした瞬間にあふれて発作が起こる。
なので状況じゃなく感情に注目して「これは今の自分じゃなく、過去の自分の感情じゃないか?」と見つめてみると、心が落ち着いてくる。

そんなふうにセルフセラピーを続けた結果、生きるのが楽なJJが爆誕した。自己啓発セミナーに通ったり、膣にパワーストーンを入れるよりも安上がりなので、よかったら試してほしい。