私が強くなった理由
それが昨日の出来事である。
そして現在、右頬は腫れているものの、出血や痛みはほとんどない。
友人は「術後一週間はろくに食事もとれず、冷えたタコ焼きのタコ抜きなどを食べてしのいだ」と言っていたが、私もタコの丸焼きとかはさすがに無理だけど、昨日は好物の牡蠣のバター焼きを食べた。
我が主治医殿は名医なのかもしれない。またJJ仲間たちの体験談は「高校時代の話」とかも多かったので、四半世紀の間に医療技術も向上したのだろう。
ちなみに抜いた歯は緑色じゃなかった。
とはいえ手術は怖かったし痛かったので、「昔の俺なら耐えられなかっただろう…強くなったな」と自画自賛した私。
たしかに私は強くなった。それは精神と時の部屋で修行したからではなく、VIO脱毛をしたから。
「セックスレスと疑惑の総合商社」でも書いたが、もともと私は痛みに弱い方で、VIO脱毛をした際はあまりの痛みに「小陰唇、燃えてませんか?」とスタッフに聞いて「燃えてませんよ」とにっこり返された。Oラインに至っては「会陰地方が火事よ~!!」と叫びたいほどだった。
「入れ墨よりVIO脱毛の方が痛いので、ヤクザより女子大生の方が根性がある」という説を聞いたことがあるが、VIO脱毛はメッチャ痛い。電撃ネットワークのゴムパッチンぐらい痛い気がするので、南部虎弾氏にはぜひ試して比べてみてほしい。
私の場合「あれを乗り越えられたのだから、他の痛みも乗り越えられるはず」と自信につながった。抜歯中も「VIOに比べて、何のこれしき」と耐えられた。
自分に自信が持てないと悩む人は、宗教や自己啓発セミナーよりもVIO脱毛に行くことをおすすめする。
尺の半分以上を歯と陰毛の話で費やしたが、夫も同じ歯医者に通っている。
以前、主治医から「旦那さんは痛みに強いですねえ」と言われたが、たしかに彼は痛みに強く、スパーリング中に前歯を折って帰宅した時も「歯が折れちゃった~」とライト感覚だった。
右腕を手術した時も「可哀想に、痛かっただろう」と言うと「平気」と左手でダンベルを上げていた。
きっと夫は「君がッ、泣くまでッ、殴るのをやめないッ!!」とタコ殴りされても泣かない、というかグラウンドに持ちこみローリングコブラツイストをかけるだろう。
しかし、そんな夫にももちろん弱点はある。