英語のレッスンを受けたくない!とごねる息子に納得してもらった作戦

今夏に、小学校一年生の息子と行ったフィリピン語学留学。しかし出発前から一抹の不安がありました。それは息子が英語のレッスンをきちんと受けてくれるかということ。というのも、決して優等生タイプではない我が息子。学校公開で授業中の様子を見る限り、まったく真面目に勉強に集中せずに絵を描いたり本を読んだりとフリースタイル。そんな息子が毎日6時間の英語のレッスンをこなせるのか……。

というわけで、初日はマニラから留学先のバギオという都市までの移動で終了。翌日は日曜日だったので基本的には授業はお休みなのですが、わたしと息子は10日間という超短期スケジュールということで、特別にレッスンを組んでもらう……はずだったのですが、わたしのほうの先生の都合がつかずに息子だけレッスンを受けることになりました。

海外でいきなりフリーな時間が!

午後1時からの4時間、いきなりフリー! もともと、ひとり旅が大好きなのですが、子どもが生まれて以降はほぼできていなかったので、わずか4時間であってもありがたすぎる。せっかくだからエステかマッサージにでも行くか、それとも街の食堂でビールでもキメちゃう? でも、まずは生活用品を買いに行くかな……と思っていたところ、語学学校の代表を務めているMIOさんから「どこかでちょっと会いませんか」という連絡が。MIOさんは、丸山ゴンザレス氏に「フィリピン留学したい」と相談したところ、紹介してもらった方。日本で留学準備をしている際から、オンラインでやりとりをしていたのですが、明日からの生活についていろいろお聞きしたいこともある。ということでバギオの街で一番でかいモールで会うことになりました。

「え、ママひとりでどっか行っちゃうの? この言葉の通じない女の人と俺とふたり?」と戸惑いが隠せない息子を「英語を教えてくれるから、がんばれ。無事にやったら夜、スマホゲームに課金してガチャ引かせたる!」と無理くりに説得し、フィリピン人の女性教師に任せてコンドミニアムを離脱。タクシーに乗ってモールへ。MIOさんと合流し、必要な買い物を済ませたところで、「急遽、先生の手配ができたから、レッスンを受けないか」という打診が。断る理由もないので、そのまま街中のカフェで先生と合流して初レッスンとなりました。