できる範囲でのスキンシップをする

私も私のパートナーも、今のところ性欲が低下しているということはないのですが、それでも、セックスの期間が空くことはままあります。ただ、その間、まったく肌の接触がないかといえば、起きがけや寝る前にしばらくハグしたり、どちらかが台所に立っているときにお尻をさらっと触ったり、いってきますのキスをしたり、それなりにイチャイチャはしています。もちろん、足腰のマッサージをしながらお互いの話を聞いたりもしていますね。

セックスレスと性欲の低下ともに、セックスを止めるのに合わせて、スキンシップも止めてしまいがちです。私はこれが結構、後々に尾を引く問題になると考えています。

性欲がないほうは特にセックスをする気にならないわけで悪気も何もないわけですが、求められない、求めてもセックスができない方はどう思うでしょうか。頭では相手がしたくないのは分かるから尊重しないといけないと思いつつも、自分に魅力がないのかもしれないとか、自分が認められていないとか、そう思ってしまう可能性はあります。

これを避けるために、日々のスキンシップをできる範囲でやっておく意味があると思います。我が家みたいにイチャコラしたらいいとは申し上げませんが、例えば、外出中に手を繋ぐこともいいですよね。恋人握りしちゃっても何も困ることはない。

性欲がないとしても相手が嫌いだというわけではないのだから、肌の接触は続ける。これだけで、配偶者は安心できる部分はあります。もちろん、言葉で愛していると伝えるのもいいですよね。

相手の性欲にはどう対処するか

相手の安心感は醸成できたとして、相手の性欲がないわけではないので、これはこれでどう対処したらいいでしょうか。

一つには外注という考え方がありますが、私は結構な割合でこれはヤバい結末を迎えると考えていまして、広く一般にお勧めしたいとは思いません。恋から始まる愛はありますからね。詳しくは書きませんが、察してください。

個人的には、相手が自慰行為をすることを最大限尊重する、というのが一つの解決策と考えます。適切な時間と空間を確保できるようにしておくことですね。もちろん、スキンシップは続けている前提です。愛されていない、求められないと思いながらの自慰行為は切ないですから!

後は、挿入はしないまでも、できるものなら、キスをしながら性器を触るようなペッティングをするのもいいんじゃないかと思います。もちろん、できる範囲でだけど。これは妊娠中だったり、相手と自分の性欲に差があるときにも実践する対処法の一つですね。

以上、色々と考えてみました。

最初に書いた通り、まずは、夫婦間でこの話題を出すことが最初にして最大の関門だと思います。それが突破できれば、夫婦が解体しないよう、できることはそれなりにあります。

この種の話題を話しても引かれない、信頼関係が構築できているかが、セックスレスでも性欲低下でも最重要ポイントだと私は考えています。

Text by斗比主閲子