ミカコちゃん:「ねぇねぇイシジマ、AM読者様の中で一番、恋愛で駆け引きしている女性って誰?」
担当編集I嬢:「既読を付けずにLINEを読む方法ばかり詳しくなっちゃいますよね」
今週のテーマは「恋の駆け引き」です。恋する女性を大別すると、以下2パターンに分かれます。「駆け引きなんていらない!」派と「いや何だかんだで駆け引きは効く!」派です。どっちが正しくて、どっちが間違っているわけではなく、相手の性格やシチュエーションにもよるのでしょうけど……。この記事では後者のほう、「いや何だかんだで駆け引きは効く!」派に的を絞りますね。
駆け引きの効果を検証する前に! 恋の駆け引きにはどのような手法があるのか、先にいくつか挙げておきましょう。代表的かつ日常的な駆け引きといったら、そりゃ何と言っても「LINEの既読タイミング」かと。ほか、「異性の影をチラつかせる」とか「3回に1回はセックスを断る」とか。
こうやって改めて文字に起こすと、恋の駆け引きって相当な精神力を要しますよね。惚れたオトコからLINEが届いたら、ソッコー開封しすぐにでも返信を打ちたいのがオンナという生き物! そのはやるキモチをおさえて未読状態を決め込むわけですから。
異性の影をチラつかせる駆け引きもしかり。ホントはオトコの影なんかないのに、SNSにわざとらしく男性用の小物を写り込ませた画像をアップするって、ぶっちゃけ小っ恥ずかしい行為です。この小っ恥ずかしさに耐えうるには、相当な精神力が必要かと……。
さらには、セックスを断るなんて、苦行でしかありません。惚れたオトコからの誘いであれば、毎回でもセックスしたいのがオンナという生き物! だのに「今日は帰るね」と足早に立ち去るだなんて、相当な精神力を要します。
苦労しても駆け引きをする理由
今こそ全ての日本国民に問います。
なぜ相当な精神力を要してでも、恋の駆け引きをするのでしょうか?
そんなことも知らずに、やれ「野球だって直球ストレートばかりで勝つとは限らない」とか「変化球で勝てる投手こそ球場を沸かせる」などと言っている日本人のなんと多いことか。
しかしミカコちゃんは知っています。相当な精神力を要してでも恋の駆け引きをする理由は……!?
「水前寺清子さんが『おしてもだめならひいてみな』と唄っているから」です。
水前寺清子さんといえば『三百六十五歩のマーチ』が有名ですが、ほかにも数多くの名曲を世に送り出しています。その1つが『おしてもだめならひいてみな』です。この曲は、作詞家の故・星野哲郎氏がトイレのドアを押しても開かなかった際、たまたまその場に居合わせた人から「押してもダメなら引いてみな」と言われたことから生まれた、とのこと。
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