支配する女[シハイ・スル・オンナ] shihai・sru・onna
生息地:雌が6割を占めるグループに突如として集団に必ず現れる、突然変異。雄と番になっているかどうかは関係ない。 特徴:雌の集団でしか生きられないため、常に「雌コミュニティ」に所属し、友人は下の名前、もしくは訳のわからない独自のアダ名で呼ぶ。
お友だち女子Aが仕切っているグループに、以前からずっと友だちだった別の女子を連れて行きたかったので、「別の友だちBを連れて行くから~」と連絡してから、飲み会に。
そうしたら、女子A、あからさまに友人Bをゾンザイに扱い始め、ドン引き。 友人Bはどこに行っても嫌われるタイプではないし、どこにいても場を盛り上げられるタイプ。 似たようなタイプだし女子AとBは友人同士になれるんじゃないかと思ってたら、甘かった!
女子Aは「支配する女」だったことに気づいてなかった自分を呪ったわ。シャルルのバカッ、コツンだぞっ(80年代アイドル風に自分を叱ってみたら、罪悪感が増しただけだったので、後日土下座並みに謝罪したけれど。スマン、B!)。 人ってわからないもの。
友だちが連れてきた友だちと仲良くなれない女、いる。
自分の友だちしか大事にできない。
「友だちが連れてきた友だち」と仲良くなれない人。
人間関係が常に自分から伸びていないと気が済まない。
そうじゃないと安心できない。
自分のペースで場を作り、自分の心地いい環境を常に用意したくてたまらない。
それは、仕切り屋さんとして素晴らしい能力だし、色んなことを任せられるから、楽。
でも、たまに鼻につくのは、自分が受け止められない異分子に対して平気で冷酷な態度をとったりする。 それはひとえに「支配欲」が強い。自分の世界しか愛せないし、自分の世界を愛してくれる人じゃないと仲良くできない。
友だちの友だちに冷たい女は、要注意よ。
なぜなら、その支配欲は、友人にすら平気で自分の世界観の押し付けにつながるから。 「コレやって。でもコレはやらないで。なぜなら、この世界は私が作り上げたものだから」ということ。 そういう女にとって男性はもとから異分子だから、いいの。
でも、「同じ女のはずなのに、私と同じ世界を共有できないなんて信じられない!」と平気で思っている。 仲間のハズなのに仲間じゃないヤツは友だちだけれど友だちじゃない……。
なんて傲慢! ファシズムかっ! 独裁政権下かってなもの。
言っておくけど独裁政権のトップは果てしなく孤独。 そう考えると「支配する女」はタダのとてつもなく寂しい女子なのかもしれない……と理解を示すフリをしつつ、絶対同情なんかしたらアリジゴクだから気を付けて!
advice
冗談じゃなく、そういう女は「楽」だからって近づいてはダメ。支配されてしまうからっ。