“許してあげようよ”というエピソードから、“ありえない”と発狂してしまいそうな話まで…。前編、後編に渡ってお送りします。
CASE1 渋い男から老いを感じてしまった…
26歳くらいの頃に15才年上の一流会社に勤めるキアヌ・リーブスそっくりの彼と付き合い始めたときのこと。
何度目かのデートで初めてのお泊まり。初めてのエッチ。古いAVめいた言葉攻めも引きましたが、それよりも、エッチが終わった後の彼ときたら、「久しぶりで動悸が…」と、汗かいて何だか一気に疲労感たっぷり…。経験豊富な大人な彼とのエッチを期待しただけに、「老い」を前面に出して具合悪そうに横たわる彼に、悪い意味での年の差を感じてテンション急降下。翌朝、駅で永遠にサヨウナラしました。
(向日葵/33歳/広告関係)
<編集部からの一言>
体力面も気になりますが、AVめいた言葉攻めというのもかなり…。ベッドの上で冷めてしまい、なんだか妙に冷静になってしまうことってありますよね。
CASE2 悲劇!起きたら隣に…
いつもは先に寝てしまうので、彼の寝顔は見たことがなかったのですが、ある時夜中にふと目が冷めると、隣りに死にかけのロバが…! と思ったら、死にかけのロバのような寝顔の彼が…。
起きているときからは想像もつかないくらいの寝顔にげんなり…。燃え上がっていた気持ちも冷めました。
(ミカミカ/28歳/金融関係)
<編集部からの一言>
夜中に起きて隣りに死にかけのロバがいたら…それは間違いなくホラーですね。寝顔が変だとついついマジマジと見てしまい、どんどん愛が冷めていくという負のスパイラル…。変な寝顔が横目に入ったら、残像だと思って流し、即寝ることをおすすめします。
CASE3 情けない…献血で大騒ぎ!
彼が「自分の血液型がいまだに分からないままなのが気になる!」と言うので、二人で献血に行ったときのこと。どれくらい献血するかを聞かれた彼は「多いほうで」と迷わず即答。その後カーテンで仕切られたブースにそれぞれ分かれました。
私は何度か献血に行っていたので、リクライニングベッドで採血をしながらテレビを見ていしました。すると、周りがいきなり慌しく…バタバタとかけながら「先生―!」と呼ぶ看護婦さん。先生や看護婦さんが隣のブースに集まっていて、「まさかまさか」と思ったところでカーテンが開き、ニヤニヤした看護婦さんが「怒らないであげてね」と彼が血液検査の針を見て気を失ったことを教えてくれました。採血をして貧血をおこしたならともかく、一滴も血をとってもいないのに倒れるなんて…。
その後、自分の採血が終わった後も、青い顔で横たわる彼の回復を待ってから帰るはめに。もちろん目的だった血液型も分からず仕舞い…。情けないやら、恥ずかしいやら、それからはどうしても男として頼れないと思ってしまいましたね。
(なぐら12号/25歳/webデザイナー)
<編集部からの一言>
彼にももちろん同情しますが、ニヤニヤした看護婦さんたちのなかで彼の回復を待つ、なぐら12号さんの心中を思うと愛が冷めたのもうなずけますね。
Text/AM編集部