世の中には2種類の人間がいます。黙っていても異性から告白される「声をかけられる側の人間」と、黙っているだけでは何も起こらない「声をかけられない側の人間」。
ちなみに私はずっと「声をかけられない側」の人間でした。中高時代に男子から告白されるイベントもとくに起きず、好きな人に自分から告白しても振られてばかり。そんな感じで20歳を過ぎるまで男性とキスはおろか、手をつないだことすらなかったのです。
「これはやばい。このまま一生彼氏ができないかもしれない……」
そんな危機感を感じた私は、自分から気になった男性に声をかけるようになりました。つまり、逆ナンですね。
クラブやパーティでは気になった人に声をかけていましたし、大学では他の学部の新入生歓迎会に潜り込んで、男子にメアドを渡していたりしました。今考えると、必死すぎる女だったかもしれませんが……。
しかし、結果的に最愛のイケメン夫を逆ナンでゲットするという結果を出せたので、自分から声をかけ続けてよかったと感じています。
というわけで今回は逆ナン派の私が、逆ナンのメリットと逆ナンのコツについてお話をしていきたいと思います。
逆ナンでタイプの男を狙い撃ち!
まず逆ナンの一番のメリットとして、「自分が好きなタイプと付き合える可能性が高まる」が挙げられます。
漫画『インベスターZ』に登場するホリエモンが「美人の隣に座れるのは美人に告白した男だけだ」(8巻より ©三田紀房/講談社)と語っていましたが、イケメンの隣に座れるのはイケメンに声をかけた女だけなのです。イケメンじゃなくとも、タイプの人とお近づきになれる可能性は高まります。
「タイプじゃない人ばかりに声をかけられるんです」といった悩みをよく聞くのですが、好みの人が寄ってこないなら、自分から寄っていけばいいのです。
また、自分好みのルックスの男性がパートナーだと、たとえ喧嘩になっても、彼の寝顔を見ているだけで「まぁこの顔好きだし、いいかな」と許せちゃいます。