あの娘と少し違うこと

 そんなこと言う意図がわからねー!!!全然意図がわからないよ!それぞれがそれぞれの好みに合うものを愛していることの何が気にくわないの?あなたの好きなもの、私も好きじゃなきゃダメ?お前は神か?多数派に属している方が何か人生有利なわけ?なんで?って言うかその多数派ってどの規模感?東京での話?東京の中ではみんな乃木坂を聞いてるから東京にいるなら聞けってこと?ん?あんた都知事?

 ふぅ・・勢い余ってずいぶん意地悪な文章を書いてしまいました・・すいません・・別に、その娘が自分のこと神だと思ってないことはわかってるし、そんな何か意図があって「変わってる」って言ってるわけじゃないことはなんとなく察しはつくんです。
でも、「変わってる」と言われると、途端に自分は世界の鼻つまみ者な気がしてきて。私は、私が私らしくいることを放棄してしまいたくなるのです。小さい頃からそうでした。学校に履いていく靴下が他の娘と少し違うこと。休日家族で出かける場所が他の娘と少し違うこと。好きなタレントが他の娘と少し違うこと。そういう些細なズレが周囲に見つかってしまった時の、なんとも言えない居心地の悪さ。多数派の波に乗れていないことへの不安。そんなものを抱えるくらいなら、ランキングの上の方のものを自動的に選んで愛する方が楽なんじゃないかと、今でも時々思ってしまうのです。