全国各地の自慢の味が大集結!『ふるさと祭り東京2013』

 デパートでおなじみの物産展やご当地グルメフェアが大好きなみなさん、お待たせしました!
全国各地のうまいものが大集結するイベント「ふるさと祭り東京2013」が、1月12日(土)から20日(日)までの9日間、東京ドームで開催されます。

志布志黒豚三昧丼 志布志黒豚三昧丼

 北海道から沖縄まで、定番の名産品やB級グルメ、地酒・地ビールやスイーツが目白押しのこのイベントは、出店数も品揃えもデパートのそれとはケタ違い。
「ご当地!ワンハンドグルメ巡り」や「ご当地スイーツストリート」、フジテレビ系列の各局がおすすめする「オススメ逸品ストリート」など、さまざまな企画ブースがお腹を空かせたあなたを出迎えてくれます。

 中でも「全国ご当地どんぶり選手権」は、全国から選りすぐった珠玉のどんぶり15種類が、一杯500円のハーフサイズで食べ比べできる人気コーナー。
プレスプレビューにお邪魔してきた筆者も、いくつか試食させていただきました!

うにめし丼 うにめし丼
鯛茶漬け 鯛茶漬け

 殿堂入りした前回グランプリの「うにめし丼」(北海道・食堂丸善)は、磯のうまみたっぷりの炊き込みご飯に、うにといくらをふんだんに乗せたさすがの味わいです。

 前回準グランプリの「鯛茶漬け」(新潟・柏崎市地域観光復興推進協議会)は、焼き鯛のほぐし身を混ぜ込んだ鯛めしに、鯛の香り揚げ、鯛のなめろうをのせてだし汁をかけた逸品。
あっさりして、それでいて深みのある調和のとれた味わいは胃にもやさしく、会場を回った後の締めの一杯にも最高だと思いました。

 前回3位の「やまゆり牛ステーキ丼」(神奈川・肉の石川)は、ミディアムレアに焼き上げた牛肉に、特製たれと玉ねぎのソテーが相性抜群。
ご飯にはそぼろが混ぜ込まれ、どこから食べても肉のうまみが楽しめる工夫がされています。

 そして、予選会を突破してランキング入りを狙うどんぶりの中にも、注目株がいっぱいです。
トロットロにやわらかく煮込んだ黒豚が絶品の「志布志黒豚三昧丼」(鹿児島・志布志黒潮隊)や、一本釣りの戻りガツオを藁焼きしたカツオのたたきに、づけマグロ、サーモンのたたきまで乗せたぜいたくな「土佐漁師の三色丼」(高知・明神水産)などなど……。

 どれもオススメですが、筆者が感動したイチオシは、「八戸銀サバづけ丼」(青森・日本で唯一のサバ料理専門店 サバの駅)。
サバなのにちっとも生臭さがなく、びっくりするほど脂がのっていて、これまで食べたことのない新しい魚に出会ったような衝撃のおいしさでした。

 ハーフサイズとはいえ、どれもボリューム満点で2~3杯食べればお腹いっぱい。
クォーターサイズでもっと数多く食べ比べできればいいのに…と思っちゃいました。

ちょいのせ市場 ちょいのせ市場

 また、もっといろんな味が楽しみたい、という方には「絶品!逸品!ちょいのせ市場」がおすすめ。
炊き立てのご飯(1杯200円)を片手に、自分の好きなご飯のおともをその場で買ってご飯にのせることができるんです。
北海道産の天然ホタテや近江牛のサーロインステーキ、和歌山の紀州南高梅、京都の千枚漬けなど、ちょいのせ用にどれも一品200~400円程度で提供してくれるのが嬉しいですよね。

 もちろん、イベントの目玉は「食」以外にもあります。
会場の「お祭りひろば」では、全国各地のお祭りがパフォーマンスを披露。
「秋田竿灯まつり」の竿灯や、「仙台七夕まつり」の七夕飾りなどが会場を賑わせてくれます。

五所川原佞武多 五所川原佞武多

 とくに、青森県の「五所川原立佞武多(たちねぷた)」のステージは圧巻。
震災復興の願いを込めた、史上最大の高さ23mを誇る大迫力の出車は、一見の価値ありです。

 1日じゃとても食べきれない&回りきれないほどのボリュームがある本展。
がっつりお腹を空かせてどんぶりを食べるもよし、スイーツに集中して攻めるもよし、地酒・地ビールとともに食べ歩きするもよし。
平日限定入場券やイブニング券も活用して、自分ならではの“全国味めぐり”を楽しんでみてくださいね。

イベント名:ふるさと祭り東京2013 ―日本のまつり・故郷の味―
会期:2013年1月12日(土)~1月20日(日)
10:00~20:00(入場は閉場の30分前まで)
   ※15~17日は19:00閉場、18日は21:00閉場、20日は18:00閉場
会場:東京ドーム(東京都文京区後楽1-3-61)
入場料:当日券1,500円
    平日限定入場券1,200円
    特別観覧席付前売入場券2,000円(土日祝のみ、日別指定)
    イブニング券1,000円(16:00以降会場窓口にて販売)
    ※小学生以下のお子様は、大人1名の付き添いにつき4名まで無料
問合せ:03-5800-9999(東京ドームシティわくわくダイヤル)
URL:https://www.tokyo-dome.co.jp/furusato/

Text/Fukusuke Fukuda