こんにちは、ヒモのまいったねぇです。
「今晩なに食べたい?」
彼女が昼休みに入るであろう時間を見計らって毎日するLINE。
だいたい返ってくるのは「なんでもいいよ」というひと言。
でも、たまに「〇〇が食べたい!」というリクエストが返ってくることがあります。最も頻度が多いのが「焼き餃子」です。
餃子の餡やサラダの準備はしておいて、餡を皮で包むのは彼女が仕事から帰ってきて、ふたりでするのが我が家の決まり。
手の器用さは私>彼女のはずなのに、餃子を包むのだけは彼女の方が上手なんです。
自分たちで包んで焼いた餃子は、少し形が不格好だったり、ところどころ焦げてしまったりするけれど、味は格別!
今回はヒモ自慢の絶品餃子レシピをご紹介します。
たっぷりの白菜と炒り卵が決め手!
絶品「焼き餃子」
老若男女、大勢の人から愛される「餃子」はお店や家庭ごとに色んなバリエーションがありますよね。我が家の餃子の特徴は、餡にニラやニンニクの代わりに、たっぷりの白菜と炒り卵を入れることです。
ニラやニンニクを入れないことでパンチには少し欠けるけれど、その分、何個食べても食べ飽きない優しい味で、翌日に仕事がある人でも安心して食べることができます。
白菜はキャベツに比べて、水分が多いため、餡がジューシーに仕上がります。また、炒り卵を入れるのは、北京生まれの友達に教えてもらった本場仕込み! お肉のカサ増しになるだけでなく、お肉や白菜から出たおいしいスープを吸ってくれ、外へ流れ出てしまうのを防いでくれます。
カリッモチッとした皮にたっぷりと詰まったジューシーな餡は王道のおいしさです。
「焼き餃子」の作り方
【材料】
・餃子の皮 60枚
・白菜 4分の1個
・卵 2個
●豚ひき肉 400g
●オイスターソース(あれば) 小さじ1
●塩 小さじ1
●醤油 小さじ1
●鶏ガラスープの素 小さじ1
●生姜のすりおろし 小さじ1
●酒 小さじ2
●黒胡椒 適量
・ごま油 大さじ1
・熱湯 適量
1.まず、餡に加える炒り卵を作ります。卵を溶き、塩ひとつまみとごま油小さじ1(分量外)を加え、よく混ぜ、炒り卵にします。
【ポイント①】
炒り卵が温かいと豚ひき肉と合わせたときに、脂が溶けて餡がダレてしまうので、お皿やバットに広げて、しっかり冷ましておきましょう。
2.白菜はみじん切りにし、塩大さじ1(分量外)で揉み、5分ほどおいておきます。
【ポイント②】
塩で揉んだ白菜からたくさんの水分が出てきます。おにぎりを握る要領でギューッと強く絞ることで、餡が水っぽくなることを防ぎます。
3.ボウルに●印の材料を加え、お肉の粘り気が出るまで捏ねます。炒り卵、水気をしっかり絞った白菜を加え、さらによく捏ねます。
仕上げにごま油を加えれば、餡の出来上がり。餃子の皮で包んでいきます。
4.餡を包み終わったら、冷たい状態のフライパンにごま油を引き、包んだ餃子を並べます。
すべて並べてから中火にかけ、餃子の底にこんがりとおいしそうな焼き色がついたら、餃子が半分浸かるくらいまで熱湯を回しかけます。蓋をして強火に切り替え、熱湯が蒸発するまで待ち、最後にごま油を回しかけたら焼き上がりです。
【ポイント③】
餃子の皮をもっちりと仕上げ、餡の生焼けを防ぐには、熱湯を使うことと、熱が当たりにくい餃子のひだの部分にまんべんなく回しかけることが大切です。また、焼き上がるまでに何度かフライパンを揺すって餃子を動かしてあげると、フライパンにくっつきにくくなります。
餃子は焼き立てが一番! 熱々をかぶりつき、ぜひパリッモチッとした皮や肉汁たっぷりの餡をお楽しみください。
餡を皮で包むとき、一緒に市販の高菜漬けを包むと、少しパンチの効いた高菜餃子になります。これもまた絶品なので、ぜひお試しください!
余った分は小麦粉をまぶして、冷凍すれば、1ヵ月はおいしく食べることができます。
- 1
- 2