クリスマス後の過ごし方
クリスマスも越えたところで、お次はカウントダウン、そしてお正月。
メモリアルなイベントが目白押しのこの季節は、一年の中でも最も「好きな人と一緒に過ごしたい」と願う時期ですね。
しかし、なぜか結婚して“妻”という立場になって以来、「(夫と)一緒に過ごしたい」という熱がさっぱりと醒めてしまいました……
いや、“醒めた”というのは語弊があります。
一緒に過ごすことが“当然”となってしまったゆえにどうすればいいのかわからなくなってしまったとでも言いましょうか。
というのも、クリスマスに男友達を飲みに誘ったりしては、こちらの意向など関係なしに誤解が生まれかねない、かといって、女友達との女子会を設定して、楽しいクリスマスを過ごすことが出来ない我が身を嘆くのも、既婚の身という手前、ちょっと気まずい。
従って、残された選択肢として、夫とともにチキンを齧ることになるのですが、今年もまたイブは、プレゼント交換もなくケーキも特に用意することもなく、 ただチキンを焼いて食べる日というくらいのテンションで一日を終え、クリスマス当日は、昨晩の反動か和食が食べたくなり、鰤の照り焼きと大根の煮物とシジミの味噌汁で済ませました。
さて、クリスマスを遣り過ごしたところで、次はカウントダウンです。
大晦日に至るまでに、夫婦同伴で忘年会に参加したり、協力して大掃除をしたりと、互いに関わる時間は、普段よりも自然と増える傾向になります。
あげく、年を明ければ互いの実家詣でが待っています。
いくら愛し合って結婚した相手だとしても、正直、そんなに一緒にいると正直飽きがくる。
遠距離恋愛だとか不倫だとかで、好きな人に逢いたくても逢えない人に言わせれば、なんと幸せな年末年始なんだと思われるかもしれませんが、しかし、正直、だからこそ盛り上がらないというのも事実。
会えない時間が愛を育てると謳った歌もありましたが、「あの人に会いたい、声が聞きたい……」と切なく願う気持ちが、会った瞬間の気分を爆発的に盛り上げるわけであって、おはようからおやすみまで、ずるずるずるずるずるずるずるずると過ごしていては、何が盛り上がるわけもないのは当然のことです。
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