巨根自慢のマイクという男
本作でアカデミー賞「助演男優賞」にノミネートされたエドワード・ノートン。彼はマイクという俳優を演じ、アドリブ連発で主人公・リーガンを翻弄し、困らせます。
このマイクは何に対しても自信満々なキャラクターで、そのぶっ飛び具合にいちいち笑わされます。その自信とは、彼の風貌や演技だけでなく、ムスコにも。いや。逆を言えば、あの巨根持ちだからこそ、彼の自信に繋がっているのかもしれません。
たとえば、ナオミ・ワッツ演じるレスリーと出演前の布団内で待機している時に、「ムラムラしてきたから今ここでやらないか?」と迫るシーン。そんな興奮状態で舞台に出るから、膨れ上がった彼の股間に観客は大爆笑。見ている私たちも大爆笑です。
巨根自慢は相当なもので、彼が楽屋にいる時はいつも裸なんです。女性スタッフがいようと、リーガンの娘・サムがいようとお構いなく、素っ裸で股間丸出し。
面白いのは、素っ裸なのに股間は絶対に写らないようにしている点。正面から彼を映す時にはちょうどコップが邪魔をして、うまくムスコを隠しているのです。
エドワード・ノートン好きな女性なら「違う!そこは隠すんじゃなくて!見たいの!映画『SHAME シェイム』でマイケル・ファスベンダーが丸出ししたように!私はその股間を見たいの!」なんて叫びたくなるでしょうが、見えないものは見えません。はい、残念。
しかし、この巨根のおかげで得られる男性としての自信や魅力というのは勉強になります。草食系男子が多いと言われる日本ですが、隠れ巨根も絶対にいると思うので、彼のようにもっと自信を持って振る舞ってほしいと思います。
話が逸れましたね。
とにかく、巨根持ちで裸を見せたがるマイクのぶっ飛びっぷりと、主人公を邪魔するのに「何か嫌だけど憎めない奴」感が楽しいので、是非注目してみてくださいね。