「ケンカするほど仲がいい」って、ケンカで本音をばんばん言えるからいいよ、本音をさらけ出し合ったほうがうまくいくってことなんだと思うけど、ケンカしないと本音をさらけ出せないっていうか、「言わなきゃいけない本音＝不満を伝える」だったら、その不満があることがそもそも問題ですよね。

もうホント相手の全部が好きっていう、全くお互いに不満がないカップルもいるから。
本当に仲のいいカップルは、別に疑うような気持ちもわかないっていうか。全然普通に不安がない、って状態、あるから。まぁ相手が浮気しなそうだよなって子もいるし。

ケンカした勢いを活用して言いたいことがいっぱいあるんだとすれば、そもそも相性に問題があるかなって気がするし、やっぱりケンカが多いカップルは別れるなって思うけど。
ケンカはやっぱり疲れるし、嫌な時間を共有した分だけ、恋の寿命は縮まるなって思いますよ。

不安じゃなくて、不満が湧く時点で、恋心が下降してますよね。だって、自分に合わせてほしがってるってことじゃないですか、不満って。「私はこうなのに、どうしてそうなの」っていうのは、文句だし。

でもそんなの、片想いの頃を思い出せよって話で、その頃って相手に文句なんかあった？って話で、会えるだけで嬉しかったし、隣に座れるだけで嬉しかったじゃないですか。
それを会えるようになって約束ができてマンツーで会えて、隣に座れてんのに文句が出てくるって何事って話。

付き合ってる相手に対して便利さを考え始めると不満がでてきて、文句言いたくなるんだと思うけど、便利さで一緒にいることを計ってる時点で、ただの同居人かなんかであり、単なる一緒にご飯食べに行く人であったり家族であったりで、なんか恋じゃないですよね。

恋は、会えただけで嬉しい。連絡とれただけで嬉しい。自分のことを考えてくれただけで嬉しい。自分の存在が相手の頭をよぎっただけで狂喜乱舞が恋だから。

それなのに文句が生まれるって、つけ上がってますよね。本当に、つけ上がってると思うんですよね、彼氏、彼女に文句を言い出す女、男っていうのは。原点に回帰しろよって思いますもん。

友達には不満湧いたりするじゃないですか。なんで早く連絡返してくれないの？　とかって。友達っていうのは合う合わないとか、わりと条件で付き合うものだから。
自分に合わせてもらおうと思ってる時点で、恋じゃないですよね。恋人じゃないですよね。