でも人には「狭い世界にいる時期」もある

問題はその逆です。
自分は友達が少なくて行動範囲も狭いのに、彼女には嫉妬して行動を制限しようとするパターンです。彼女が自分の知らない世界へ行ってしまうのが怖いのです。恐怖の支配です。

「彼が嫌がるから」という理由で友達の誘いを断ってしまうと、世界はどんどん狭くなってしまいます。
こうして2人だけの世界で閉じこもってしまうと「時が止まります」(笑)

でもね。お嬢さん。ここまで書いておきながらアレですけど。
僕は彼の気持ちがわかるんです。
まず言えるのは、人には「狭い世界にいる時期」もあるのです。

そして「彼女を奪われた経験」です。
僕も20代前半に強烈な「彼女寝取られ体験」をくらっているので、その苦しみは他人事とは思えません。相手を束縛なんかしませんでしたけど、「彼女が誰かに奪われないか」が心配で死にそうでした。

「彼女だけはそんなことはしない」とか信じていても「でも、あいつも女だし、前の彼女と同じ様な浮気を・・」とか思ってしまうわけです。
そんな中、彼女の帰りが遅いとか、連絡が取れないとか、既読スルーなどが重なると心は地獄です。
「今頃彼女は誰かに抱かれてる妄想」が頭を支配して、その夜は拷問です。
頭では彼女は悪くないとわかっているのだけど、心が耐えられないのです。

そんな気分で「自由に誰とでも会ってきなよ(笑顔)」なんて簡単には言えません。
「頑張って言っている」のです。

あなたの事が大好きで、失いたくないけど、彼は「まだ仔犬」なのです。