星空の下で行われたベルベルマッサージ

大泉:シチュエーションは最高ですねー。そんなの、テンションがあがりそう!

南:それで、始めは胃とか擦ってくれていい感じで、気持ちよくて目を瞑っていたら、だんだん下の方に手がいくんですよね。
あれっ、おかしいな?って思って、「それ以上は大丈夫です」って言ったら、「胃の流れがね」って。

丸山:いやらしい雰囲気になってきましたね。

南:で、また胃を擦り始めたんです。
私、その時、ふわっとした服を着ていたんですけど、気づいたら手が上の方まできていて、服の中に手をいれておっぱいを鷲掴みされて、揉まれて……。
そこで「勘弁してくれ」って言ったんだけど、「でも、これがベルベルマッサージだから」って、スタンスを崩さないんです。エロじゃないよって(笑)。

大泉:エロじゃないよ、アートだよ、みたいなね。言い訳ですよね(笑)。

南:「ここからが気持ちよくなるんだよ」って言われてたんですけど、気持ちよさの方向間違えてない?って思って。

丸山:何千年もそのやり取りをしていると思いますよ(笑)。

南:まぁ、そう強引でもなくて、「ノー!」って言ったら、「じゃあいいよ」って言って止めてくれて、無事に宿に戻れたんですけど。
でも、宿にいたら、また別のベルベル人が寄ってきて、「お前ベルベルマッサージは知ってるか?」って言ってきたんです(笑)。
でも2回も言われたら、あいつはエロかったけど、もしかしたら本当のベルベルマッサージがあるんじゃないか、と思って。
もう一回トライしてみようかなと、その人にお願いしたんですよ。
そうしたら、次はお部屋にオイルを持ってきて、意外といい感じにスタートしたんです。

大泉:でも、オイルということは、上半身裸ですよね?

南:キャミソールぐらいは着てましたけど、薄着でしたね。
それで『意外といけるじゃん』って思ってウトウトして寝ちゃっているうちに、「オープンユアアイズ」って耳元で囁かれて、パッと目を開けた瞬間ブチューってキスされて
そこで「ノーノーノー」って言って、部屋から出ていってもらったんですけど、すぐにまたパーッと戻ってきて、「お前あいつにもベルベルマッサージをされたんだな。俺のベルベルマッサージとあいつのベルベルマッサージどっちが気持ちよかったんだ」って張り合ってきて(笑)。

丸山:そこ争うところじゃないから!(笑)

南:だから、いまだに本当のベルベルマッサージがあるのかどうか謎なんですよ。りかさん、行ってきてくださいよ!

大泉:ぜひ行ってみたいですね!……っていやいやいや(苦笑)。

丸山:モロッコに日本人の旅行客増えているから、ベルベルマッサージも進化していると思いますよ(笑)。