その3
男が女を車内で見るのはテッパン……
ならばこちらも見返してやれ!
最後にご提案するのは、少しハードルの高いエロしぐさです。
男性が女性の胸や足や顔を見て、痴態を妄想する、視姦する……という話は割と周りで耳にします。
それと同じように、男性の股間を凝視し、どんなセックスがしそうか、できそうかを妄想してみてください。
男性が座席に座るとき、大股開いていることが多いですよね?
その開いた股をじーっと見てやるのです。または、自分が座っている場合に、目の前に立っている男性の股間を見つめる。
もう一歩進めそうなアナタには、男性の股間を目の前に、口を半開きにしてみたり、少し舌を前に出してみたりしてみましょう。以前こちらで書かせていただいた食にまつわるコラムでも指摘した、ローラちゃんによる舌をぺろりとくちびるの端に出すしぐさ、アレならライトでやりやすいかもしれません。チョコバーとか飲み物を用意しておいて、舌を出すいいわけを作っておくのもアリかも。
まとめ
日常でありながら、多種多様なひとびとが入り乱れて、出ては入ってまた出て行く都会の電車内は、デイリーに新しい出会いや挑戦を生める場所と言えなくもない。
「旅の恥はかき捨て」、ふだん使わない路線を駆使してショートトリップしては、日頃はできない恥ずかしい行動に出てみてはいかがでしょうか。もちろん、やりすぎると犯罪に抵触する可能性があるので注意してください。
身持ちが固すぎる、またはさっさと身体を重ねてしまったがゆえに、ロマンティックのロの字も描けず、ただただ年を重ねていって、進歩的な関係を築けない。なあんてことがありがちな文化系女子のみなさまは特に、行きすぎた行動にいきなり出てしまう前に、妄想力を駆使! 少しずつエロスの道に分け入ってみてはいかがでしょう。
エロスと言わずとも、日々刻々と入れ替わる乗客をつぶさに観察してみれば、自分に活かせる手練手管が身に付くやもしれません。
Text/鈴木みのり