新しい音楽の経験がフェスの醍醐味
「ひと夏の経験」をテーマにして
フェスと言えば、はじめて触れる音楽との出会いが楽しめるイベント。
そこで、意中のひとの好きなバンドや、お互い知らないミュージシャンのステージにも積極的に足を運びましょう。
そこで「わ〜、私はじめてなんだあ〜」と初体験アピール。
「こんなのはじめて」「初体験」というフレーズをちりばめて、疑似処女喪失プレイを楽しみましょう。
音楽が(自分にとって)しょーもなかった場合でも、ギラギラキラキラ真野恵里菜よろしく脳内で楽しめる要素を見つけてください。
このあたりの頭を使った言葉プレイを発展させると、「(ドラムの)キックがお腹にズンズンくる」とか、「あのベーシスト指使いスゴ〜い!」といった、音楽の造詣の深さを見せつつ、肉体への好奇心も表現できます。
「彼とのセックスを子宮が記憶していて、ビートが響くとお腹の中がキューっとなるの」という名フレーズを放った友人もいました。
わたしの考える「女子ならではの楽しみ」とは、ずばり『CrazySexyCool』。
そう、TLCの2nd アルバムそのものです。
異なるキャラクターのメンバー3人が絶妙なバランスで一体となっている様子は、女子のペルソナであり、音楽フェスの醍醐味にも通じる。
90年代に登場した彼女たちは、自立しながらも遊びゴコロも持ち合わせる、そんな新しい女性像を表現したR&Bフェミニズムの旗手でした。
そもそも、ナンダカンダで趣味最優先な男からすると、音楽そっちのけの女子の色恋アピールは、持ち込まれてもただただ面倒なだけ。
ときにビッチに男をあしらい、ときにガーリーにかわいらしく、ときに音楽の知識や好奇心を発揮し、そして淫らにもなれる。
そんな自立したTLCとフェスで遊べたら、ぜったい楽しいに決まってます。
次回は、「オフィスで使えるエロしぐさ」をお届けします。
Text/鈴木みのり
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