前回の「夏!BBQ!気になる彼に色気をチラ見せする方法」も合わせてどうぞ。
インターネットが発達してイージーに情報収集ができるようになったものの、逆に身体感覚が希薄になって、経験を通して「知る」ということが少なくなっている現代人。
そんなわたしたちが「生きている経験がほしい」と欲し、身体を使う富士山登頂やマラソンに精を出しているのではないか。
とは、探検家で作家の角幡唯介さんも書いてらっしゃいます。
(「富士山登頂記」、『探検家、36歳の憂鬱』所収)
多くが野外で行われる音楽フェスは、自然と音楽が身体に働きかけ、熱気が身体感覚を鋭くさせるので、夏の定番となりつつあります。
核家族化が一般化したり、濃密な人間関係が持ちづらくなっている現代にあっては、
フェスがもたらす一体感は孤独な都会人に人と人との出会いをもたらし、関係も結びやすくなる。
こんな格好の場を逃す手はない!
アウトドア要素、クラブ要素、飲み屋要素……
複合シチュエーションなフェスならではのエロしぐさとは!?
ということで、今回はフェスでのエロしぐさ! ……を考えようと思ったのですが、少しハードルが高い。
だって基本ライブ見て、まあせいぜいDJタイムに踊ってるくらい、じゃないですか?
だったら、「クラブで使えるエロしぐさ」と何がちがう? という疑問が芽生えます。
また、野外という要素も入ってくるので、こないだのバーベキューネタとかぶるしなあ、などなど、別のシチュエーションとどうしてもかぶってしまう、ああでもないこうでもない云々。
などと考えていたところ、音楽フェスでライブを楽しむ、しかも野外で長時間、となると、メイクや洋服に凝っても、どうしたって汗や感動の涙でボロボロになっていくでしょう。
そうか、だったら、フェスに行く前に準備できること、
現場でも手軽に対処できる箇所に力を注いで、エロ/モテ作法とする方向で考えてみよう、という結論に至りました。