ほどよい「隙」があるプロフィールの例

リアルの恋愛でも、ある程度の「隙」は必要とされていますよね。その法則は婚活アプリでも同じことが言えるのだと思います。いや、むしろ婚活アプリのほうが、男性に与えられる情報量が限られているのですから、より「隙」は重要になってくるかと! 

もちろん、隙だらけのプロフィールでロマンティック詐欺がホイホイ集まってくるのも困りものです。まぁ、その点に関しては冷静に見分けるとして、そもそも「隙だらけ」ではなく「ある程度の隙」で充分なので、「ある程度」とは「どの程度?」なのか考えていきましょう。

まずは顔写真から。昨今の画像加工技術の進歩は目覚ましいものがありますが、加工と気付かれないレベルの完璧な加工っぷりだと隙が無さすぎです。「絶世の美女か!」「どうせ石油王からの『いいね』しか喜ばないのであろう」と、敬遠される危険性大。加工せず、敢えてナチュラルメイクで臨みましょう。大丈夫、加工ナシでも角度によっては「奇跡の1枚」とまでいかなくとも、充分に勝負可能です。

そしてプロフィール文。ヨガやピラティスなどの習い事が充実している上、更にコミュニティも広く女子会をエンジョイしているようだと、隙が無さすぎます。「趣味は飲酒、1人飲みばかりなので、一緒に楽しく飲める男性希望」など、くだけた雰囲気を盛り込みましょう。

加えて、意外と盲点なのが「居住地」です。「埼玉県」など、都道府県しか記載されていないプロフィールをちょいちょい見かけますが、これまた隙が無さすぎかと。「埼玉県川口市」など、市区町村くらいまでは明記したほうが、「荒川区住みの俺と近いじゃん!」と親近感にもつながるでしょう。大丈夫、番地まで明記しなければ、住所情報はバレませんから。

Text/菊池美佳子