交際中なら愚痴ってもいいけれど…
付き合っている仲だったら愚痴だろうと悪口だろうとボヤキだろうと、吐き出したかったら吐き出してヨシ! お互いの愚痴が言い合える関係性って、信頼関係が確立されている証しですからね。日本全国のご夫婦間でも、夫が妻に会社の愚痴をこぼしたり、妻が夫にママ友の愚痴をこぼしたりしているはず。愚痴に対して、「コイツ、悪口ばっかり言っているな」ではなく「自分を信頼してくれているから愚痴をこぼしているのだな」と受け止められてこそ、真のパートナーシップなのでしょう。
しかし関係性が付き合う前だと、「まだ付き合ってもいないのに……」「関係性が確立されているわけでもないのに……」と、そこに馴れ馴れしさが出てしまいます。
馴れ馴れしさが何故いけないのか……それは「カノジョづら」を連想させるからなのでしょう。まだ「付き合う」の「つ」の字も出ていないのに、もしかしたらこのコの中では、既に付き合っている設定なのか……って恐怖心ですよ。「私たちってどういう関係性?」どころか、「私たちって付き合っているよね」って思い込まれていたら、さすがに厄介と捉えるでしょうから。
もし付き合ったら…
また、愚痴をこぼしている時の表情って、どれだけの美女であっても、どうしたって顔つきが悪くなっちゃうんですよね。目が血走っていたり、眉間にシワが寄っていたり、興奮で頬が紅潮していたり……。その顔つきを見て、「可愛いと思っていたが、俺の勘違いだった」とジャッジされる危険性大。おそろしやー。
さらに! 人間って相手に対して、初期の印象が継続しやすいと思うのです。ってことは、付き合う前に愚痴ばかりこぼしちゃうと、「付き合っても愚痴ばかり聞かされるのかな……」ってネガティブなイメージを与えちゃう危険性大。ひぇー。
愚痴は、ちゃんと付き合って信頼関係が構築できてからいくらでも言い合えるので、その手前の段階では明るく楽しい話題を心がけたいものですな。
Text/菊池美佳子
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