「じわじわフェイドアウト型」の心理
そもそも、「じわじわフェイドアウト型」のオトコ達は何故、ブロックせずにタラタラとLINEを続けるのでしょうか? 大別すると、「悪者になりたくないタイプ」と「LINE続行は単なる暇潰しタイプ」に分かれます。
前者タイプは、女性側が面倒な言動をとったなどの明確な理由もなくブロックすることに躊躇があるのでしょう。いっそのこと、「私たちってどういう関係?」「エッチしたってことは付き合っているってことだよね」など、重たい発言をしてくれたほうがブロックの大義名分が立つのに……と思っているかもしれません。
後者タイプは、仕事にも余裕があってヒマを持て余しているんでしょうね。なので、2回目会う気持ちはさらさら無いけれども、通勤電車の中や家でダラダラしている時にLINEする相手としては適任ってジャッジなのでしょう。
いずれにせよ、じわじわフェイドアウト型のオトコ達とのLINEは、ぬるーく続いていきます。返ってくるまでの時間や文章の熱量はあからさまにダウンしていても、それでも返ってくることは返ってくるので、ゆえに女性側としては判断に迷うのでしょう。そこで見極めのポイントとしてご提案したいのが、プライベートが充実している旨の記載有無です。
余暇の時間があるということは…
「1週間お疲れ、俺は明日芦ノ湖までツーリング行ってきます」とか「おはよう、昨日フットサルチームの飲み会だったから二日酔いだよー」とか、これって要するに余暇の時間があるという証しですよね。余暇を楽しむ時間は充分にあるけれども、趣味や自分時間に充てているイコール、貴女サマと会う時間を作ることに関しては優先順位が低いってことになります。
「仕事が忙しい」であれば、本当に忙しいのかもしれないし、落ち着いたら会える可能性もあるので、ヤリ捨てとジャッジするのは尚早です。一方で、余暇を楽しむ時間が充分にとれていることをわざわざ伝えてくるのは、「時間はあるが、キミと会うことには使わない」と遠回しに宣告してきているようなもの。
で、あるならば! こっちもサクッと切り替え前へ進みましょう。男性との出会いは、ニューヨークの地下鉄と一緒で1本乗り逃がしても、またすぐ次がやって来るのですから。
Text/菊池美佳子
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