飲食店・ラブホ問わず、デートで割り勘するメリットとデメリットを考えてみた

ミカコちゃん:「ねぇねぇイシジマ、AM読者様の中で一番、いま一度オトコとオンナのワリカン問題について改めて真剣に考えたい女性って誰?」
担当編集I嬢:「せめて自分はどっちが合っているのか決めたいですよね」

ワリカン……漢字で書くと「割り勘」、勘定を割ることを意味します。女友達とのサシ飲みや大人数の飲み会においては当たり前とされているワリカンです。一方で男女関係の場合ではこれまでも、そしてこれからも繰り返し論争されるテーマなのでしょう。もう1つの有名な論争である「初デートでサイゼリヤ」に関しても、その是非は別として、「さて、勘定は?」というテーマに行き当たります。そう考えると、相当根深いテーマなのでしょうね。

また、ミカコちゃんの世代だとどうしてもワリカン論争=飲食店しか思い浮かびませんが、最近のお若い男女だとラブホのワリカンも考えねばならないと聞いております。「ゴハン代のワリカンはOKだけど、ラブホ代は男性に出してほしい」とか「ゴハン代もラブホ代もワリカンでノープロブレム」とか。

この記事では、飲食店・ラブホ問わず、ワリカンのメリットとデメリットについて今一度考えてみたいと思います。よろしくお付き合いくださいませ。

ミカコちゃんのワリカンに対する価値観

最初にミカコちゃん自身のワリカンに対する価値観を述べさせていただきますと、昭和52年生まれという世代ゆえなのか、ゴハン代もラブホ代も殿方にお支払いいただく形がベストと思っております。これは決してミカコちゃんがド貧乏でお金を出したくないからではなく! 「スマートさ」の観点から申しております。

ワリカンの場合だと、テーブルに伝票が来たところから、「いくらだったか?」と訊ね、「じゃあ四千円ずつで」みたいなカンジで互いに財布を出し、更には「あっ、端数の20円あるよ」みたいな工程を踏むことになります。

一方で殿方にお支払いいただく形であれば、上記の工程は省略できるので、実にスマート! 物理的なスマートさだけでなく、「伝票が来た時点で財布を出すべきか?」「はたまた店を出た後に『いくらだった?』と財布を出すべきか?」と、悩むこともないので、脳内もスマートでいられます。

「一方が支払えばスマートと言うなら、女性側が支払ってもええじゃないか!」って考えもあるかもしれませんね。確かに、付き合いが安定した関係であれば、「前回は〇〇君がご馳走してくれたから、今回は私に払わせて」ってシステム(!?)もアリでしょう。

デートでワリカンするメリットは…

さて、これだけ「ワリカンじゃないほうがスマート」と書き連ねておきながら、ここからは真逆の方向性を模索したいと思います。テンションとしては、もしかしたらワリカンにも何か利点があるかもしれないぞ……ってノリです。

今こそ全ての日本国民に問います。

ワリカンのメリットは何なのでしょうか? 

そんなことも知らずに、やれ「ジョエルロブションのワリカンよりは、鳥貴族オゴリをチョイスしたいです」とか「この連載は高級レストランの例えが必ずジョエルロブションだが、他に高級店を知らんのか」などと言っている日本人のなんと多いことか。

しかしミカコちゃんは知っています。ワリカンのメリットとは……!? 

「遠慮なく自己主張できる」です。