敬意を払ってお付き合いしていた元彼たち

敬意って書くと、なんだかものすごく大げさに感じるかもしれませんが、例えば「イケメンである」などの理由も充分に敬意として該当します。私事で恐縮ですが、過去に2名ほど年収が低い男性とお付き合いしていたことがございまして。

1人目は21歳の頃です。この人物への敬意ポイントは、「ロストヴァージンを叶えていただいた」という点です。当時のミカコちゃんは、交際経験やセックス経験が無いことに焦りまくっていました。ゆえに、交際及びロストヴァージンを叶えてくれた彼に対しては本当に感謝! なので、インディーズバンドマンで、定職には就かずアルバイトで食いつないでいるような人物でしたが、敬意を感じられるからこそ付き合いに不満はありませんでした。

2人目は30代前半の頃です。この人物への経緯ポイントはそれこそ、「顔がイケメンだった」という点です。当時も現在も、ミカコちゃんの基本概念としては「容姿は全く気にしない」をモットー(!?)としております。とは言え、いざイケメンと濃密な関係性になると、「やっぱり顔がカッコイイって良いものだなぁ」と実感させられるのです。なので、お笑い芸人で、定職には就かずアルバイトで食いつないでいるような人物でしたが、敬意を感じられるからこそ付き合いに不満はありませんでした。

もし敬意ポイントが変わってきたら?

敬意ポイントは、いずれ変化することもあります。「イケメンであることに敬意を払ってきたが、最近は見慣れてきたかも」「美人は三日で飽きるって言うけど、イケメンも三日とは言わないが遅かれ早かれ飽きる時が来るものだなぁ」と、気持ちが変わることも大いに起こり得るでしょう。そうなったら、その時点で今後の付き合いを考えれば良いだけのことです。そうなる前の、「〇〇な点には敬意を払いたい」って思える箇所が1つでもあるなら、年収が低くても付き合ってみる価値はアリってことで! 

Text/菊池美佳子