家デートに誘っても効果なし!

この記事を書くにあたって周囲の女性たちにリサーチを行なったんですけどね。彼女たちが言うには、「遅い時間帯に待ち合わせる」「家デート」「温泉旅行」程度の手段では、なかなか手を出してこない男性たちは一切揺るがないとのこと。

21時待ち合わせのデートなら、軽く飲んでそこからラブホへ……と思いきや健全解散。家デートでソファに並んで座ってもほど良い距離感を死守。伝家の宝刀・温泉旅行に行っても、別々の布団で就寝。こりゃもう打つ手ナシですな。

そこでテ〇ガ等、アダルトグッズ……もっと正確に言うとオナホールの出番というわけ。ダイレクトに訴えかけるのが一番手っ取り早いです。とは言えオナホールであることに変わりはないので、100円ショップで包装紙やリボンを購入し可愛くラッピングしましょう。プレゼントの理由は、「いつもご馳走になっているお礼」が無難かな。ワリカンの関係性であれば、「ドンキに行ったら売っていたから」とかでも良いでしょう。

プレゼントを贈ると、そこに「とある権利」が爆誕します。それは、「感想を聞く権利」です。バレンタインのチョコだって、次に顔を合わせるときに「こないだ渡したジャンポールエヴァンのボンボンショコラ、お口に合ったかな?」と聞くのは権利どころか、むしろ自然な流れですよね。オナホールだって同じはず。「こないだ渡したテ〇ガのバキュームカップどうだった?」と、聞く権利を行使しましょう。

権利を行使して聞くべきこと

相手男性から返ってくるのが「俺、ああいうの使うのって初めてだった」などのウブ感想でもノープロブレムです。具体的な感想が聞きたいわけじゃないので。こっちの目的は、「使ってくれたんだね」「私、てっきり〇〇君はそういう行為に興味が無い人かと思っていたよ」を言うためなので。

そこから、「そんなことないよ」「オトコだからそりゃ欲求はあるよ」的な言葉を引き出せば、あとはもう勝ったも同然でしょう。「ってことは、私から誘ってもいいのかな?」「それともヤッパリ女性から誘われるのは抵抗あるかな……」みたいなセリフをしおらしく言えば、確実に落ちるはず! 健闘を祈っております。

Text/菊池美佳子