あんなに盛り上がっていたセックスが
つまらない…?
付き合い始めの頃のセックスは、あんなに盛り上がっていたというのに、段々とパターンが決まってきて、トキメキも予想を超える快感もなくてつまらない。そんな悩みを抱えている女性も多くいると思います。
けれども「ひょっとしてマンネリ?」と気が付いた時にはすでに遅く、回数は激変、新鮮さを取り戻すのも、なかなか難しい……。
そこで今回は、エロメンのレジェンドであり女性向けAVレーベル「RINGTREE」の代表を務める一徹さんと、イケメン竿師として女性に圧倒的人気を誇る人気AV男優、向理来さんのおふたりに対談いただき、パートナーとのセックスを楽しみ続ける方法を探っていただきました!
セックスを楽しみ続けるための
アイディア
- 向理来(以下 向)
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セックスって、パートナーと親密な関係を続けていく中で、とても大事なものだと思うんです。だから頻度が落ちちゃうのが問題なら、僕は、シンプルに「定期的にする」って決めるのがいいと思っていて。「月に何回はする」って決めて、意地でもする。
――まずはセックスの月間ノルマを立てると。
- 向
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セックスって一度やらなくなったら、どんどんやりにくくなるじゃないですか。多少喧嘩をしてても、あんまりそういう雰囲気じゃなくても、しちゃう。
――やらない期間が増えると、妙に恥ずかしくなっちゃうんですよね。あと、疲れてるとか、忙しいとか、しない言い訳を作ってしまう。
- 向
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一番大事なのって意志力だと思っていて。「今日は外に出掛ける予定だから、出来ないね」じゃなくて、「する」って自分に課題を与えてあげると、例えばドライブデートの時は車の中で出来ることをしたり、いろんな発想が生まれるのかなって。ベッドの上だけでなくていいんです。
- 一徹
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場所を変えるのは、手っ取り早くていいよね。雰囲気も変わるし。記念日には普段行けないようなちょっとオシャレなホテルを利用するとか。最近は新型コロナの影響もあって、いいホテルが安く泊まれる場合もあるので、そういうエクスキューズを利用しながら使うのがいいですよね。
――確かに長く付き合ったカップルが新しいことを始めるには、言い訳が欲しいところがあります。
- 向
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家の中で場所を変えてもいい。キッチンもそうだし、お風呂場とか脱衣場の点とか。玄関でもいいし。最後にするのはベッドでもいいけど、そこまでの前戯をする場所を変える。
- 一徹
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衛生面にだけは気をつけてね。あとは時間を変える手もあります。いつも夜なら、朝や昼にも挑戦してみるとか。カーテンを閉めたところで、日中だとやっぱり見えちゃうんですよ、いろいろ(笑)。そこで生まれる「恥ずかしい」「いや、それが見たいんだよ」みたいなやり取りも楽しいし、見たい側と見せたくない側の攻防も新しい刺激になると思うんですよね。
――なるほど。環境を変えれば、セックスの内容も自然と変わってくると。
- 一徹
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もうひとつ、行為に掛ける時間を変えるのもいいですよ。例えば毎回、セックスは40分くらいって決まっていると、そのうちに次の展開が読めてしまって飽きが来る。なので時には20分にして、その中にいかに詰め込むかを考える。もしくは1時間半に挑戦することにすれば、どういう構成にすればいいんだろうって、間を繋げるための工夫の余地が生まれると思うんですよ。カードバトルみたいで、「次、何を出してくるんだろう」って、男側はけっこうドキドキすると思います。
- 向
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で、途中でもリミットになったら切りあげてもいいと思うんです。必ずしも射精がなくても、そういう行為ができたらいい。
――なるほど。射精を目標に置くことをやめることで、セックスのハードルを下げるんですね。
セックスがマンネリすると濡れにくい…
- 一徹
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セックスってキスから始まって、服を脱いでベッドに行ってっていうパターンが多いと思うんですけど。その構成を崩してみるのも、面白いと思います。キスはお預けにして、いきなり抱きつくところから始めたり、時には挿入から入ってみても、びっくりして刺激になると思います。女性側の受け入れ態勢が整っていればという、縛りはありますが。
――そこなんですが、セックスがマンネリしてくると、濡れにくくなってしまうこともあって。
- 一徹
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実は一般の人たちのセックスと、AV現場でのセックスで、一番大きく違うのは、AV現場ではアプリケーター付きの注入式のルブリカント(潤滑ゼリー)を使うってことです。撮影って1日2回とか3回の長時間の性交をする。その際の性交痛をやわらげるために、撮影の現場には99%、置いてありますよ。マジで、冗談抜きで99%です。
――えーっ!初めて知りました。
- 一徹
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これ、一般の方も使ったらいいと思うんです。「濡れなくて、悩んでるんです」とか「彼が大きいので入らなくて」という悩みがあるなら、すぐにでも利用した方がいいです。
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