テレビのバラエティ番組に登場するや否や、これまでの恋愛経験、感じたことをなんでもすべてオープンに話すスタイルでお茶の間をザワつかせ、人気者となった丸山桂里奈さん。 丸山さんのそのオープンすぎる姿勢には、恋愛や人間関係、仕事がうまくいく秘訣がひそんでいるのではないかと、どんな考えでお話しているのかをお伺いしてきました。
丸山さんはなぜ全部ぶっちゃける?
──丸山さんはなぜ、自分のことをなんでもぶっちゃけてしまうのですか?
丸山:実は自分ではぶっちゃけているという自覚はないんです。「オープンに話してまーす!」ってポーズでやってるわけでもなく、ただ聞かれたことにちゃんとした答えを返すのが人間と人間の向き合い方だと思っていて。
男性経験についても、いつ誰と付き合ってたとか、嘘ついてもあとでバレるじゃないですか、それって人間としてどうなんだろうって思うんですよ。同じ人間同士なのに、聞かれたことに正直に返さない、ってできないんですよ。聞いてくれた人への誠実さ、私なりの誠意ですね。だから逆に隠してお話するやり方がわからないんです。
──確かに、人間として当然のことかもしれません…! 恋愛のことだと照れたり、恥ずかしかったりして本当のことを言えないことはないですか?
丸山:恥ずかしくないですよ。
男性経験を隠すとなると、今まで付き合ってきた人たちを隠してるみたいで。その人たちとも全力で愛して愛された仲で、いろんな理由があって別れたけど、尊敬してることは今でも変わらないんですよ。だから経験人数隠すって、その人たちをなかったことにする感じになっちゃうから、隠すことなんてできないです。
―清楚な印象の方がモテるんじゃないか、という考え方も根強くあると思うんですが、そういうことについてはどう感じますか?
丸山:うーん、モテるかは置いておいて、そもそも何をしたら清楚なのか、って誰も分からないですよね。人によっては私のことが清楚だと思う人もいるかもしれないし。自分でもわからない。だからそこは、自分が清楚にするというよりかは、相手に任せることしかできないから、「これが自分です」っていうのを先に素直に教えることが清楚さ、というか一番大事だと私は思います。それは恋愛だけじゃなく、お仕事でも友達とでもそうだし。
オープンでいることのメリット、デメリット
──なんでもオープンに話すことについて、メリット、デメリットを感じることはありますか?
丸山:一番のいいことは、自分がこういう人間だってことを一緒にお仕事してくれる人たちが、すぐにわかってくれることですね。
──デメリットは?
丸山:ないですね(笑)。デーブさんに以前、「あんまりそんなエピソード言いすぎないほうがいいよ、なくなるから」って心配していただいたんですよ。でも私は、聞かれたことに対して話してるから、その質問がなくならない限りなくならないと思ってるんですよ。36年間毎日こうやって生きてるので、まだまだ色々な話があるし、生きてる限り何かが起こるので、聞かれたことを話すって決めてます。
──それでも、これだけは言えないって秘密があったりするんですか?
丸山:これだけは言えない? あっ、乳首に毛が生えている!(笑)
──言っちゃってますね!
丸山:あとなんだろうな。携帯の番号とかも聞かれたら教えちゃうかもしれないですしね。
──そうなんですね! すごいですね。
丸山:気をつけないと(笑)。
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