独身アラサー女はイケメンの夢を見るか?
聡明で麗しいAM読者の皆さま、こんにちは。海坂 侑(ウナサカ ユウ)です。
今日も恋愛、楽しんでますか?
私はといえば27歳独身、彼氏なし。友達も少なし、出会いなし。と、自分でも予想だにしていなかったないない尽くしの20代後半を、泣きながら謳歌しています。
そんな私はある日、AM編集者Iさんより、思いがけない提案を言い渡されたのですが…。
Iさん「彼氏もいなけりゃ出会いもない、出会いの場を提供してくれる友達もいない、ミジメすぎる海坂さんは今まで、マッチングサービスを利用されたことはありますか?」
海坂「今いきなり罵倒してきたな?…いいえ、その手段に走るのは甘え、負け、終わりの始まりと思い、かつて一度も使ったことがありません」
マッチングサービス。確かに最近では安全性の高い様々なサービスが登場していると聞きます。その上、実際に彼氏ができた!イイ出会いがあった!という声まで、しばしば耳にするのも事実です。
でも…マッチングサービスに頼るのって、なんかやっぱりどうしても「負けた」気がしませんか?!
“「普通の」出会い”を諦めて裏道に逃げるような、後ろ暗い印象が拭えない。
他の女の子と比較され、選ばれるのを待つのも好きじゃない。
悶々と考え込む私にIさんが優しく紹介してくださったのがマッチングアプリ「Poiboy」。
Iさん「『Poiboy』は、従来のマッチングサービスとは違い、“女性が気に入った男性を選ぶ”アプリです。男性側からはアプローチできないので、女性は自分のプロフィールをむやみに晒さずに済む。完全“女性主体”の新しいサービスなんです!」
海坂「そんな…グッドルッキングガイをはべらして気ままに楽しむような、ファビュラスな遊びがこの平成の世で許されるんですか!?そもそもこの横暴ともいえるシステムに男性側から不満は出ないんですか?」
するとIさんは不敵な笑みを浮かべました。
Iさん「それがね…自然とイケメンが集まってくるんですよ」
海坂「エエッ!?一体どういうことですか!?」
Iさん「女性から選ばれることに慣れていない男性にとっては快感になるようで、むしろこの仕組みが好評なんです。“我こそは!”という自信を持った人が多く集まってくるので、自然とイケメン比率が高くなります。特に、若いイケメンが」
海坂「ゴクリ…。若いイケメン、ですか…」
Iさん「そう…。だから海坂さんもつべこべ言わず、若いイケメンと出会ってきてください♩」
こうして「Poiboy」片手に冬の街に放り出された私は、ビビりながらもイケメンとの出会いに挑戦することとなったのでした…。