「美貌」、それは女性にとって何よりのステータス。しかし、ときに牙を剥き、自らを傷つける凶器にもなりえる……。今回集まってくれたのは、その美しさというステータスをもって生まれた3人の女性たち。
元グラビアアイドルののぞみさん(26歳)、めありさん(28歳)、現役お笑いタレントのあみなさん(27歳)に、「美と恋愛」「アイドルたちの仕事論」をテーマにたっぷり語ってもらいました。前・後編でお送りします。
20枚のラブレターに婚約指輪…情熱的なアピールは数知れず
――美貌という無敵にも思える武器をお持ちのみなさんですが、ぶっちゃけこれまで、どれぐらいモテました?
のぞみ:グラドル現役のときは、とにかくナンパされましたね。一番おもしろかったのは、西麻布を歩いてたときに、チャラいと噂の俳優Sさんにナンパされたこと。最終的に「きみ、タレントになれば?」と事務所に誘われました(笑)。
めあり:10年ぐらい前ですが、とある芸人さんに20枚にもわたる熱烈なラブレターをもらいました。その内容は、まさかの未来日記。「○月○日、お笑いライブで、めありちゃんのためにグランプリになって賞金5万円を獲得(予定)」みたいなことが書かれていて、最後の一文は「○月○日、ついに、めありちゃんと付き合うことになりました」。ビックリ!(笑)
しかも、その人M字ハゲでカツラを被ってたの。「ありのままのオレを見てほしい」って言われてカツラをズルってされた瞬間、「もう無理―!!」って(笑)。
あみな:私は今まで3つのキャバクラでバイトをしましたが、必ずナンバー1になってました。お客さんからはいろいろいただいたんですけど、一番キツかったのは婚姻届と婚約指輪。手しかつないだことないのに。仕方ないので、その人が来るときだけ左手の薬指にハメて接客してました。
――なかなかキョーレツな体験ですね(笑)。自分なりのモテテクってありますか?
めあり:見た目だと、思いっきり谷間を出すよりも透け感がある服を着ます。なんか想像力をかきたてるみたいでウケがいいから。相手と話すときは、目と口元を交互に見るかな。唇って体の表面に出てる唯一の粘膜だから、そこを見られることでエロさを感じやすいみたい。やっぱりちょっとは下心をもってもらわないと、次に進まないですしね。
ちなみに、私は自分から告白してフラれたことはないです。25ぐらいまでは、「自分が付き合いたい人と付き合えるのがステータス」と思ってて。若かったな(笑)。
あみな:私は男性の前では、スカートしか履きません。一番自信があるパーツが脚なので、寒くてもミニスカートで素足。そうすると、脚フェチがヒョイっと釣れます(笑)。胸がないから、いいところに目を向けてもらいたいんですよね。
のぞみ:私は基本的に待つタイプ。たとえば合コンでは積極的に動かずに、網を張って待ちます。好みじゃない人が話しかけてきたらそっけなく対応するけど、狙った人がきたらニコニコやさしくすると、ほぼ成功しますね。