IT従事者の場合

プログラマーにせよSEにせよ、IT従事者の職業病をご存知でしょうか? スキームだのエビデンスだのアラートだの、システム用語を日常会話でも口走ってしまい、相手をクエスチョンマークにさせてしまうこと。そのため、「口は災いの元」という認識が強まり、口を遣うオーラルプレイも敬遠しがちになるのでしょう……多分。

ガテン系の場合

ニッカポッカ男子は、電気を灯した部屋でのセックスを好む傾向が強かったです。そりゃそうですよね、朝早くから屋外でさんさんと輝く太陽の下、汗を流しているわけです。明るい状態が彼らにとっては自然なのでしょう、仕事もセックスも。

黒服の場合

キャバクラのような夜のお店でボーイをしている男性は、キャストの女の子たち第一主義の「しもべ」のようなお仕事内容です。だからこそプライベートのセックスでは、荒々しくパンストを破き、そのまま挿入するような征服感・支配欲を満たしたくなるのは頷けます。

医療従事者の場合

休憩時間に急患が入り、食べかけの弁当をそのままにして処置に応対することもあるのでしょうね。だからこそ、「味わって食べる」というよりは「手短に済ませる」ことにしているのでしょう、美味しいランチも美味しい女体も。

芸能関係者の場合

挿入から射精まで、良くも悪くも長いのが芸能関係者です。テレビ撮影の現場は「待つのも仕事のうち」と聞いたことがあります。仕事もセックスも、時間がかかって当たり前という感覚なのでしょう。

出版関係者の場合

「俺、こないだ4Pしたんだよね」「今度、俺の男友達交えて3Pしようぜ」など、ライターや編集者は複数プレイに意欲的です。これは単純に、ミカコちゃんが知り合うような出版関係者は皆、アダルト系だから……ということなのでしょう。経済誌や純文学などの出版関係者は全然違うのだと思います。

美容師の場合

セックス自体がどうのこうの、ではなく泊まらないんです。ラブホであれば休憩コース、家セックスであっても必ず帰ります。終電後の場合はタクシーを使ってでも。ヘアケア意識が高いのでしょうから、ラブホやミカコちゃん宅に置いてあるようなドライヤーやスタイリング剤ではナットクできないのでしょう。

アパレル系の場合

パタンナーや縫製など復職に携わる男性とカラダの相性が一致すれば、そこからは長期的なセフレ関係を継続することが可能です。「流行に敏感な職業だから、飽きも早いのかな」と思いきや、逆だったようです。仕事で扱っている商品が流行によりどんどん変わりゆくぶん、セフレ女性に対しては「変わらぬ安定感」を求めてしまうのかもしれません。

会社経営者の場合

シックスナインを好む男性には成功者が多い!?納得の理由』をご参照くださいませ。5年も前の記事ですが、本質は5年前も今も、そして5年後10年後と……これから先も変わらないのだと確信しております。

以上、完全なる独断と偏見による職業毎のセックス傾向一覧表でした。ご参考にしていただけますと幸いです。

Text/菊池美佳子