劇画狼が選ぶ、恋愛の大正解を学べるマンガ3選!

大切なことは、すべてマンガが教えてくれる。
友情も、努力も、勝利も、そして恋愛も!

ということで突然ですが初めまして。おおかみ書房という特殊出版業をやっております、劇画狼と申します。
このたび、AM編集部さんから「恋愛や男女のことが学べるマンガを紹介してほしい」というご依頼をいただきましたので、いくつか紹介させていただきたいと思います。

外面も内面もわからないとしたら?

みなさん恋愛において、相手に一番求める条件は何ですか?
やっぱり外見? 収入?  
人の好みはそれぞれですが、やはり大人になると、外見だけの理想を追い求めず、内面やフィーリングも重要視されてくるのではないでしょうか。

ではもし、今から恋愛する相手の外見も内面も、その他すべてが分からないとしたら。
そういうとき、人という生き物はどうやって愛を育むのか。
その問題に一つの答えを見出した「いま最も恋愛や男女のことが分かる作品」、まず最初に紹介するのはそんなマンガです。

©️講談社『読むと強くなる横綱漫画 ああ播磨灘』

ああ播磨灘』。
本日はこの作品の4巻より、第26話「ごめんください」第27話「鬼が出るか蛇が出るか」を紹介します。

主人公である播磨灘は、大相撲9月場所で並み居る強豪力士たち(250キロの巨漢の富嶽、播磨灘の全てを知り尽くした同期の凄ノ尾、力と技を兼ね備えた正統派関脇の白鳳、稽古の鬼の玉嵐、内臓疾患と戦い大関まで上りつめた若不動、角界一の反射神経を誇る近代相撲の申し子の紫電改、壊し屋玄海、播磨灘に怒りの炎を燃やす東横綱の北道山、もうすぐ生まれる子のために引退をかける大江川、そして角界を背負って立つ最強の正横綱の太刀風)の全員を倒して全勝優勝した日の深夜、一人の女性が播磨灘がいる雷光部屋を訪ねてきます。

©️講談社『読むと強くなる横綱漫画 ああ播磨灘』

 

能面を被って。

深夜に何事かと女将さんが尋ねても、この能面は一言「横綱に会いたい」とだけしか言わず。
素顔を見せろと言っても見せず。もう遅いから帰れと言っても朝まで待つの一点張り。
ついに根負けした親方と女将さんは、播磨灘をこの能面に会わせることにします。

そして姿を現した播磨灘に向かい、この能面は……

©️講談社『読むと強くなる横綱漫画 ああ播磨灘』

 

即求婚。

唐突に現れた一切の素性が分からない人間からの唐突な申し出。
これに播磨灘はどう応えるか、三択クイズの時間です。

1 無礼だぞ、出ていけ
2 時間をかけて、まずしっかり話をしよう
3 その他


皆様よろしいでしょうか。
それではこの求婚に対し、播磨灘が取った行動は、

©️講談社『ああ播磨灘』

3 その他、「即婚約会見」でした。

相手のことが何もわからなくても、全力の愛で応えることができる。
なぜなら、播磨灘は横綱だから。

そしてこのあと播磨灘が素手で能面を破砕し、ついにこの女性の素顔が明らかにされるのですが、それはまた別のお話。