“冷たい水とキスがあれば
恋人たちは生きられる”
「アムール(愛)の国」、フランスにはこんな格言があります。
男女が愛を育んでいく上で欠かせないキス。
まずは、女として最高に美しくセクシーな唇を手に入れておきたいものです。
そんな思いを実現するためにリップカウンセラーのいわせ直美さんに唇のあれこれを教えてもらいました。
「人は話を聞くとき、8割は、話している人の口元を見ています。
人とコミュニケーションするうえで、唇は最も見られているパーツなんです」といわせさん。
「さらに、唇は女性のシンボルであり、コンディションのバロメーターとしても役目もしてくれています。だからこそ、日々ケアすることがとっても重要。ただ、スキンケアには気を遣っているけれど、リップケアはおざなりになっているという女性が多いのも事実なんですけどね……」と残念そうな表情。
このことから、きちんとしたケア法を女性に伝えていきたいと思っているそう。
「この時期は特に乾燥しやすいので保湿はマスト。トリートメント効果のあるグロスもおすすめです。お肌の生まれ変わりは28日周期だけれど、唇の皮膚は3日~5日。だからこそ、継続的なケアが欠かせないことも覚えておいてくださいね」とアドバイスをくれました。
印象的だったのは、“唇は幸せの通り道”といういわせさんの哲学。おいしいものを食べること。人とポジティブなコミュニケーションすること。やりたいことを口にして言霊を発することで実現に近づくこと。
そして、もちろんキスも……。そう考えると唇を整えておくことが楽しくなりそうですね。
そして、もちろんキスも……。そう考えると唇を整えておくことが楽しくなりそうですね。
参考文献:
『キス、キス、キス! ―だれも知らない「口づけ」のアレ・コレ』エイドリアン ブルー著、阿尾正子訳
Text/Sayuri Kobayashi