日増しに強くなる陽射しに、夏の訪れを感じる今日このごろ。夏休みを目前にワクワクしているおひとりさまも多いことでしょう。
憧れの地へ行くもよし。趣味に没頭するもよし。非日常の環境は心身ともにリフレッシュできるだけでなく、新たな出会いや発見を生むこともあり、一回りも二回りも成長できるチャンスでもあります。
年に数えるほどしかない長期連休。有意義に過ごすためにも、おひとり旅に出てみませんか? 彼や友だちを伴わず、ひとりで旅する女性は“旅女(たびじょ)”と呼ばれ、近年話題になっています。
おひとり旅の楽しみかた
おひとり旅のメリットは、なんといっても自由なところ。同行者に合わせて興味のない場所を訪れることも、トイレを我慢することも、食事の場所で揉めることもありません。ただその分、充実したおひとり旅を実現するには行先や目的など“旅のプラン”が大切になります。
とはいえ、綿密なスケジュールを立てる必要はありません。だって、ひとりだから。「○○をする」「○○のための旅」など、まずは自分なりの目標を決めること。その軸さえしっかりしていれば、道中で予定がズレたり変わったりしても、満足できる旅となります。
その軸をもとにして行先や予算、宿泊場所などを決めれば、“旅のプラン”の準備は完了。道中に寄り道しながら目的地に向かったり、現地で見つけた魅力的なお店に立ち寄ったりと、ひとりだからこそできる旅の楽しみを満喫してください。
おひとり旅の充実度は準備で決まる
おひとり旅は気ままな反面頼れる相手がいないため、すべてひとりでまかなわなければなりません。支払いやチケットの受け渡しなど手元作業も増えるので、荷物はできる限りコンパクトなほうがいいでしょう。下着やTシャツなどは旅先で洗って使いまわせば最小限の枚数で済みます。宿泊先で洗濯物が干せるロープや洗濯ばさみを忘れずに。安物やボロボロを用意して、使い捨てるのも便利です。
また、手持ちの現金は必要最低限に抑え、クレジットカードを持ち歩くこと。万が一に備え、現金とカードは別々にしまっておいた方が安心です。特に海外の場合は、支払いに気を取られている間にキャリーバッグを盗まれるなど、ほかに目がない分、手を放した荷物が危険にさらされやすいもの。安全面から考えても、目が行き届く程度の量に抑えましょう。
- 1
- 2