自己発信によって友達を作るのは難しい

 ところが移り変わりの激しいインターネットの世界で、SNSの主流は今やTwitter、Facebook、Instagram。いずれもかつてのmixiのように居心地の良いコミュニティを提供してはくれない。クローズドな小部屋で区切られていない、だだっ広いSNSプラットフォーム上で、発信によって縁を生み出そうと思うのは、たとえば渋谷駅前のスクランブル交差点で、大声をあげて人の足を止めようと試みるようなものなのだ。よっぽど奇抜な格好をしているとか、病的に声が大きいとか、あるいは通りすがる人の腕を多少強引につかんで「ちょっといいですか?」っていけるような人でなければ、通行人の足を止めることはできない。

 今のSNSでは、ディープな趣味や、偏った嗜好を持ってる人、迷惑なくらい声が大きい人、もしくは意識が高く、そもそもコミュ力が高い人。これらのいずれかの人でなければ、SNSの発信で友達を作るって、実は案外難しいことなのだ。

 そこで私は考えた。新たに出会うのが難しければ、いっそ今、身近にある資源を、再度見直してみてはどうだろう。