
先日、『代々木駅前の人生ご相談会』というイベントに遊びにいってきました。以前、相談する側として登壇をしたのですが、楽しかったので、今回は客席で参加することに。出演者などのイベントの詳細については以前、コラムで書いたので割愛しますが、今回のイベント中に一番記憶に残ったのは、AV監督で文筆家の二村ヒトシさんが相談者に言った「友達を作ったらどうかな。恋人も仕事相手も裏切るけど、友達は裏切らない」という言葉でした。
親友だった女性に寝取られて
もちろん絶対に裏切らないというわけではなく、実際のところ、わたしは親友だと思っていた女性に彼氏を寝取られるという、わりと手酷い裏切りを受けたことがあります。当時は「思いが通じ合っちゃったら仕方ないし、他人よりも自分の気持ちを優先させるのも当然のことだよね~」とか、一応のこと納得したつもりになって、その女性と、友達関係も続けていたけれど、あの時、メソメソと泣き嘆いて周囲の友達たちを全員こちらの味方につけるとか、怒り狂って絶縁宣言を叩きつけるとかすればよかったなという後悔が、ずっとわたしの中あるのも確かでした。
人生も後半に差し掛かりつつ今、モヤモヤは晴らしておいたほうがいいのではないか、とも思っていたところ、ちょっと前にその彼女と飲み会の席で一緒になることがあったので「あれってどういうことだったの?」と尋ねたら、神妙な面持ちで黙りこくってしまい、そのあまりのうなだれた様子に。共通の友人が「まぁまぁ、いろいろあるよね」なんて仲介に入ったものの、その後に彼女はすぐに帰ってしまったため、「えー、今さら昔のことを持ち出した、わたしが意地悪でしたか?」と後味が悪い気分になってそのままそれを口に出したら、「まぁまぁでも、可哀想じゃん。何も言えなくなっちゃって」と再びフォローが入り、なんでわたしが加害者扱いなの! と理不尽な気分になったのでした。
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