メンタルヘルス、ホルモンバランス、性欲の相互作用

メンタルヘルスとホルモンは、性欲に大きな影響を及ぼします。

女性は心身ともに女性ホルモンの影響を受けるため、ホルモンバランスの変動によりメンタルヘルスが悪化することがあります。

特にアラフォー女性が注意したいのは、更年期障害にともなううつ病。女性ホルモンの分泌量が低下すれば自律神経のバランスは乱れ、イライラや不安感、落ち込みなど心身に不調がでてきます。

うつ病の治療薬には性欲を減退させる効果があったり、うつ状態は性的なことに興味が持てなくなるので、性欲は大きく減退してしまいます。逆に過度なストレスなどでメンタルヘルスが不調になったために、ホルモンバランスが乱れることもあるなど、メンタルヘルスとホルモンは切っても切れない関係となっています。

どちらが不調になっても、本来は高まるはずのアラフォー女性の性欲が減退してしまう原因となるでしょう。

セルフケアで性欲とホルモンバランスをサポート

(出典:PIXABAY)

性欲とホルモンバランスをサポートするセルフケアのひとつとして、自慰行為が挙げられます。

オナニーやマスターベーションといわれるこの自慰行為は男性がするものであると思われがちですが、本来は男女問いません。誰でも自由にしていいのです。

最近では女性誌などで自慰行為のことを「セルフプレジャー」と呼び、自分の心も身体も満たす健康的な行為であると紹介しています。このセルフプレジャーはただ性欲を満たすだけではなく、オーガズムに達することでホルモンや自律神経のバランスを整え、リラックス効果を得られるというメリットのある行為です。

最近では女性向けに、一見すると美顔器やコスメのように見えるスタイリッシュなデザインのセルフプレジャーグッズも多く販売されています。通販で購入できるので、恥ずかしさや後ろめたさを感じることなく手に入れることができます。

性欲やホルモンバランスを整えるためにもぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。