わかるとわかれる<4>

こんにちは~。
なんか、「もう9月」って感じですね。

今日はちょいとお知らせから。

2011/9/7発売 「an・an」1773号「オトコの選び方・落とし方」
36ページ「恋愛欲求が低い男子の攻略法。」の取材を受けました。

「草食男子」の定義は、もともと
「モテないわけではないが、恋愛にがっつかない男子」でしたが、
そういう男性を振り向かせるには?ということを語ってまいりました。

さらに、2011/9/7発売 「GLITTER」10月号
DIVA RULES「大好きな人が好きになってくれる方法」
として、
著書「大好きな人がどんどん好きになってくれる本」が2ページにわたり紹介されました。
本のダイジェストのようになっています。

興味のある方はご覧くださいませ☆
どちらも、昨日、7日発売です。
特にan・anは1週間しか出ていないので、ご注意ですぞ。

では、本題入ります。
今日は「わかるとわかれる」一応完結です。

前回までのまとめ。

私はこの「愛ってなに」シリーズで、
愛とは「自分と相手が同じだと感じること、相手との区別がないこと」と書きました。

そしてこれを「一体感」とか「融和」「融合」などと表現していました。

「自分と相手の区別がない」と言われると、
「ずーっと一緒にいて、くっついている」
ようなイメージで受け取られがちだと思います。

ところが!

実際の行動を見てみると、
 
「相手のことがわからない」=「分離」→ 依存、執着、もつれ

「相手のことがわかる」  =「融合」→ あっさりと離れる

となります。

今まで例として出していた、DVを受けていた女性は、
夫を理解した瞬間、すべてを抱きしめたいいとおしさでいっぱいになりました。

彼を、「わけのわからない、恐怖の対象」ではなく、
環境という理由があって、このようになってしまった人だと、
正しく見られるようになったことで、
初めて本当に彼を愛することができたのではないかなあ。

「本当に愛する」というのは、
「この人は、こういう人だ」と、そのまま見て、わかる

ことからはじまるのかな、と私は思っています。

私たちは相手に愛着を感じる、
つまりいわゆる「好き」という気持ちを持つと、

「私が好きな人には、私のことを全部わかってほしい」
「私が好きな人には、私と同じものを好きでいてほしい」
「私が好きな人には、私と同じ感じ方をしてほしい」
「私が好きな人が、私と違うなんて許さない」

のような感情を、つい持ちがちですよね。

相手をそのまま見るのではなくて、
自分の「~てほしい」が入りまくりなの。

そこが、「間違った一体感」の始まりだという気がします。

とか言ってる私も思いっきりそうなっちゃいますけどね。。
好きな人にはわかってほしいし、共有したいし、
できるだけ一つでいたいもの。

好きな男性に限らず、親とか友達とか、
好きな人には少しはなっちゃう。

まあ、多少そうなってしまうのも、しょうがないんじゃないかな?
好きだと「一体化したい」って思ってしまうものだから。(自分に甘い。笑)

でも、自分は自分だし、彼は彼。
「彼は」こういう人なんだなあ、とそのまま見て、わかる
を心がけることが、
二人が末永ーく、すごーく、仲良しでいられる秘訣だという気がします。

理解して相手と融合することで、相手と適正な距離が取れるようになれ、
離れるべき相手とはすみやかに離れることができます。

「わかるとわかれる」とは、こんな不思議な現象のことです。

「分かると別れる」

内面はつながり、行動は離れるのです。

逆に言えば、内面がつながっていないから、不安で、
物理的な体や行動だけでも、くっついて一緒にいようとする
のかもしれません。

「わからないから、わかれられない」のです。

今、私は愛について、ようやく思います。

「愛するとは、まず理解すること」ではないか?

それしかないのではないか?

それこそが、私たちができる最高のことではないか?と。

人が人をちゃんと「理解する」なんて、難しいことです。

「この人を理解している」という傲慢な思い込みが、
また「間違った一体感」の始まりだとも思います。

でも、「愛すること」って、「相手を理解しようとし続けること」なのかな、
と今の私は思っています。

「理解」なんて、焦らず、ゆっくり、じっくりです。
時間はかかりますよ。

んで、この夫婦のエピソードが載っている本をご存じの方は
ぜひとも教えて下さいませ。(笑)

この記事書くにあたって、持っている本を調べてみたのですが
見つからないんですよ~。よろしくです。

あと、くまぷ~とヨシナガさんの話も、まだ途中なんです。
続きを書きたいわ。
がんばる。