すごい世の中が来た。世界の中でも日本は男女の区別が大きい国だから、これはパニックになる。だって国際化のために推進すべきは“男女区別しない”という男女均等をではなく、全56の性という“性の多様性”を認めなければならないからだ。となると56種類を区別して、「あなたは女性にトランスジェンダーしている男性だから・・・」とかいちいち区別しなければならない。でも56種類も区別してられないから、一切性の区別をしない時代がやってきたということだ。もう「男だから・・・」「女だから・・・」と言っているのは、完全に古い。
私は男女の差別はあるべきではないと思う。でも区別はあってもいいと思う。だって妊娠できるのは女性だけだし、まったく同じというのはムリがあると思う。だけど日本はまだまだ差別がある国だから、それを区別やジェンダーフリーにしていくのは、女性自身の意識や力が大事だと思う。
だけど日本は女性自身が、“女性だから”という性差別を自ら犯しているケースがまだまだあると思う。私が最近そう思ったのは、結婚ではなく恋人同士だった関係で、女性が別れ際に男性からお金をもらうケースだ。
私はそもそもお金で解決するのが嫌いだけど、それでも男性が浮気したとか悪い場合なら、もらって気が済むならいいと思う。だけどそのケースは、女性は自分でお店を持ちたいという夢があって、お金を貯めるためにキャバクラで働こうと思っていたけど、彼氏にキャバクラで働くのをとめられたから、一般企業で働いていた。だから別れ際に、キャバクラで働けなかったお金100万円を支払え、というもの。
この女性は完全に“女性”というジェンダーを利用している。20代の若いオンナなんだから!と思ったに違いない。こういう女性を下げるオンナには、本当に悲しくなる。
この話は性がどーのこーの以前に、夢が叶えられなかったことを他人のせいにするのは、人として尊敬できないし、それくらいで頓挫する夢なんて夢じゃない!と言いたい。本当に相手を見返してやりたいなら、ひとりの力で彼より成功してやることだと思う。
とかいう私も、食事などは男におごってもらって当然だと思っている。なぜなら私は彼と食事をするために、前日のパック代+当日のヘアメイクの時間+月1のネイルサロン、しめて1万円くらいのコストはかかっている。一方で彼がこの食事のためにした準備は、店の予約電話と朝のひげ剃り5分だけだ。
だから女性がご馳走してもらって当然なのだ。だから女性としては、ご馳走して当然なくらいのイイ女として行かなければ、ご馳走してもらう資格はない。女性の時間の代償を、男性がお金という形で支払う。これこそ“平等”だと思う。
男にいいたい。ご馳走するのは、“男だから”支払うのではなく、自分がまたイイ女と食事できるよう、イイ女をキープする資金に投資しているのだと。支払わないということは、その女性の準備が不十分と言っているのと同じ。もし支払いたくないのであれば、その女性の準備にに相当する準備をしろと。でもそんなの大変。だからお金で済むんだから、良かったじゃない。
さて日本も米のfacebookと同様に、56種類のジェンダーが選べるようになるとパニックになるだろうから、私はこういう区別を提案したい。
・草食オンナ・恐竜オンナ・おっさんオンナ
・亭主関白オトコ・幼児オトコ・草食オトコ
とかとか、どうでしょう?だって同じ男でも、ぜんぜん別の生き物だと思うんだもん!