『男というは、穴があれば入りたいもの』
と、私は思っている。
私が20代後半のころなどは特に、まわりは
基本的にそういう人が多かったと思うが、
どうも最近はちょっと違う・・・?
<ケース1~絶対にしたくない男>
ちょっと韓流スター似の32歳の彼。
都内有名私大院卒で大手企業に勤める。
趣味は毎週末のようにゴルフに。
1回2人で飲んで、1回複数人で飲んで、
今日が初めて彼の部屋へ行く日。
おすすめの映画を一緒にみるのだ。
男の人の家にいくというのは、毎回ドキドキするもの。
「今日は絶対にチューまでしかしないぞ!」
と心に決めて参戦。
まだ付き合ってないし、あまり甲斐甲斐しい
ことはしたくないのだが、なんとなく私が
晩ごはんを作ることに。
母親から送られてきたクール宅急便の
母の手料理を電子レンジでチンしながら、
横目で彼を見ると、TVみながら寝ちゃってる☆
「今日は私をどういう風に料理するつもり?」
と思いながら、「かわいいやつ」とつぶやいてみる。
さて料理もできて、ソファーに並んで鑑賞会♪
ちょっとハラハラするところは、顔を手で覆って
彼の肩に隠れてみたり、オーバーリアクションで
接触事故を連発!
そんな手料理もオーバーリアクションもむなしく、
映画がおわったらさっさと上着をきて立つ彼。
「送ってくよ」
「え?あっ、ああ、ありがとう」
予定では襲われるところを拒否って、
チューくらいはする・・・。
どうもこのままでは帰れない。
「ねぇ、チューして」
「いや」
「なんで?チューくらいいいやん。
ほっぺにチュッてして」
「いや」
「なんでやねん。減るもんちゃうやん」
あれれ?これはどこかのショボイ男が
私に言ったコトバではないか・・・?
結局5分くらいやりとりして、投げキッスを
されて第一ラウンド終了。
彼の言い分は、とにかく恥ずかしいらしい。
今までチューも2回くらいしかしたことがないらしい。
本当かどうかもわからないけど。
ただ拒絶されただけかもしれないけど。
世の中にはそんなダンシもいるんだねぇ。
<ケース2~絶対に泊りたい男>
国内最大手広告代理店に勤める、関西在住で
30歳の彼。5年くらい会っていないのに、
急にラインでメッセがきた。
「こんど東京いくから泊めて」
「は?なんでやねん。絶対にむり」
「泊まるとこないねん」
「慶応卒なんやから、東京にほかに友達おるやろ」
「おらんねん」
「ホテル泊まりなよ。うちは絶対にむりだから。」
返信なし。
「なんでそんなにうちに泊まりたいん?」
返信なし。
「○○くんに襲われて、私が拒否って、そのやりとりに
疲れる構図しかみえないから、絶対にいや」
返信なし。
当日の24時・・・。
「ねぇ、泊まらせて?どこもホテル空いてなくて」
「だからムリっていったやん」
「ねぇ、ほんまにお願い!」
「5年くらい会ってない知らない男の人を、
家に泊めれるわけないやん。失礼過ぎる。」
「ほんまに困ってるからお願い!」
ムシしたところ、次の日“関西なう”と元気そうな
写真がFBにあがっていました。
1ヵ月後・・・。
「今度、東京で結婚式あるから泊めて」
ハートが強過すぎて萎える。
せめて飲みにでも誘えよ。
<ケース3~絶対にしたい男>
不動産自営業のイケメン33歳の彼。
おしゃれな銀座のダイニングバーと
イケメンの組み合わせはお酒がすすむ♪
終電も近くなったところ、
「あと2時間だけ。2時には帰るから」
じゃあお店でも変えようかと出たら、
「ホテルで休憩しよ」
あー。出た。
なんでオトコは“休憩”っていうんだろう?
どちらかと“運動”して疲れるから休憩と真逆なのに。
もちろん気に入っていた人だったのもあるけど、
この人はこの私との2時間のために、4万円も
払うんだと思うと、まっいっかと思ってしまった。
シャワーをあびて、いざ参戦。
「コンドームは?」
「もってない」
「ないとムリ」
買ってくる彼。
10分後、では改めまして。
しかし・・・ジュニアが起きない。
何をどうしても、ポークビッツが起きない。
「飲みすぎたね。」
私はラッキーと心の中でガッツポーズ。
彼は2時に帰っていったが、
私は朝までひとりでお泊り♪
後日・・・。
「リベンジさせて?」
オトコって“出来なかった”ことに相当傷つくよね。
もう私とどうのこうのではなく、自分のジュニアの
名誉にかける思いしかないよね。
ナイ。ナイ。
<ケース4~途中でやめた男>
渋谷ヒカリエのIT企業に勤める、
私より6歳も年下の彼。
私は彼の上司と不倫をしていたこともあり、
連日のお誘いを断り続けてたものの、
20人くらいのパーティで再会。
たくさん飲んでフラフラで、ひとりでは持てない程の
荷物をもった私は、 彼に送ってもらうことに。
家まで荷物を運んでもらって、彼の家が非常に
遠いことに気がついた私は思わず
「泊まってく?」といってしまった。
もちろん一緒に寝るわけにはいかないので
お布団を敷いてあげたら、彼は即寝。
これで安心。
・・・と寝ていたら、夜中「さむっ」と私のベッドの中へ。
チュー&タッチをしてくるので、とりあえず
拒否っていたら、ひとまず収まった様子。
朝方・・・。
また活動開始。
オトコって、必ず朝方モゾモゾするよね。
ちなみに私はその時間が、自分が一番ブサイクな
ために、その人の視力を必ず事前にチェックしておく。
あんまり見えないなら別にブサイクでもOKやん。
さて、彼の手が私の素肌のお腹の上にきてしばらく
したとき、彼は手を上にも下にも動かすのを止めた。
理性と本能を考えて、「理性>本能」ってなったんだろう。
27歳なのに。
本当は「理性<本能」のお年頃なのに。
こういう、穴をみつけても入るかどうか一旦
考えられる人も、ちゃーんといるんだよね。
でも好きになるかどうかは別だけど。
さて、4つのHをする男/しない男のリアルストーリーを
紹介しましたが、Hそのものはもちろんのこと、
“ベッドまでの道のり”ってその人をすごく表すと思いませんか?
その道のりが今夜の「Yes」と「No」を左右することも。
だから女だって、いい“道のり”を創ってあげれるオンナ
でありたいものですよね。
どうも男というものは、その山が高い方が越えたくなるみたい。
だからしっかりお金と時間をかけさせましょう。
だたし、ゴールの山頂をチラッとみせることもお忘れなく。
ガオガオ☆