これまでフェラや手コキ、体位のハウツー的なことを記事にしてきたのですが、読者の中には、裏筋?Pスポット?しめ小股?ナニソレ…という方も少なくないそうで。
考えてみれば、義務教育では教わらないですからね。これからは、時々用語解説も挟んでいこうかと思います。
まずははちんこの説明から!
今回は、竿・亀頭・カリ・裏筋・鈴口について解説していきます。
男性器にまつわる用語解説
竿(さお)
陰茎(いんけい)のことですね。分かりやすく言うと、男性器における棒状の部分を竿と呼びます。
完全に真っ直ぐな竿は珍しく、ほとんどの人は左側に曲がっていて、次に多いのが下向き。その次が右向きで、上向きに曲がっている竿はレアキャラです。
亀頭(きとう)
男性器の先端にある亀の頭のような部分。
亀頭は他の部分よりも皮膚が薄くなっていて敏感です。女性でいうとクリトリスの先端と同じくらい敏感なので、いきなり尖った舌でベロベロ舐めると刺激が強く、ゴシゴシしごくと痛くなってしまいます。
舌全体でやさしく包み込むようにヌルヌルと舐め回しましょう。
カリ
亀頭の下の段差の部分です。
亀頭が大きければ大きいほどこの段差が大きくなり、「カリ高」と呼ばれます。
勃起度が上がれば上がるほどカリがパンパンに張りますが、ここも敏感な部分です。
なので、手や口で愛撫するときは素通りするだけではなく、段差にもやさしくフィットさせるように気をつけるといいですよ。
*カリの豆知識
カリは、ライバルの精液を膣から掻き出すために発達したという説があり、カリ高のちんこは、先に膣内射精された精液を91%も掻き出したというデータがあります。(カリの段差がないちんこが掻き出したのは65%)※Betsy調べ
裏筋(うらすじ)
陰茎小体(いんけいしょうたい)。
図3のピンクの線の部分が裏筋です。
勃起して上を向いたちんこを正面から見ると、こんな風に見えますよね。男性から見ると亀頭の裏側です。
亀頭と竿を結ぶヒモのようなものですが、この筋状の部分そのものが性感帯なのではなく、その筋のあたり一帯が性感帯なのです。
亀頭や裏筋に触れずに竿をしごいても気持ちよくなるのは、皮を下に引っ張った瞬間にこのつなぎ目に力が加わるから。それほど感度の高い場所なんですよ。
フェラをしているとき、いきなり裏筋に吸い付くのはもったいない。感度の低い部分から徐々に高い部分へ責めるのが基本です。
感度の高い部分から先に刺激すると、そこより感度の低い部分の快感を感じにくくなっちゃいますからね。
鈴口(すずぐち)
尿や精液が出てくるところ。
場所でいうと、図3の先端にある赤い部分が鈴口です。
元々は亀頭の部分を鈴口と言っていたみたいですが、今は尿道口を意味することが多いそうです。
この鈴口も性感帯の一つで、口のように開いた鈴口に、舌先を少しだけ差し込むようにして淵を軽くはじくと刺激することができます。
人によってはピリピリとした刺激にしか感じられないので、必ず痛くないか確認しながら行ってください。
この刺激が好きな人は鈴口から我慢汁(透明の粘液)がじわじわと出てくるので、我慢汁を使って更にヌルヌルと刺激するといいですよ。
次回は袋とタマで快感度が測れる!フェラで弄りたい男性器の部位を大解説をお送りします。
Text/Betsy