彼が別れを告げた本当の理由

さて、アナタは「話し合い」をしたかっただけなのに、相手は「別れを切り出した」。ここがそもそも妙なポイントなの。
はっきり言って、以前から彼がアナタと「いつ別れてもいい」と思っていたんじゃないかと思うのよね。
そうでもなければ、この場合、お互いの不満を出して、場合によっては大喧嘩をして、お互いが納得するルールを作り直すという過程になるはずなのよ。

つまり、もともと彼はアナタと「いつ別れてもいいや」と感じていた。
そこにアナタが話し合いを持ち出した。
それをきっかけに別れ話を持ち出した。このほうが自然な流れに見えるわ。

だから気持ちのすれ違いは既に起きていたと思うの。
ただ彼はそのことをアナタに言わなかっただけじゃないかと思うのよね。
だから、「本当の原因は別にあるかも知れない」と頭のどこかに置いておきましょう。

①本当に彼の言うことが原因だった場合

本当に彼が忙しいのに、アナタの要求が多くて彼が疲れてしまっている場合。
この場合は、アナタが謝って妥協を示すことで復縁の可能性はあります。

②他に好きな人がいる場合

他に好きな人がいる。あるいはできた。
考えたくないことかもしれないけれど、その可能性も否定できないわ。
他に好きな人ができたって、正直にアナタに言うわけがないのよ。
この場合、復縁の可能性はほぼないわ。

③まだ他に原因がある場合

もっと言いにくいことで、原因があるのかもしれません。
彼がアナタに切り出していない「他の理由」についても配慮をしたほうがいいわね。

これらの可能性を踏まえた上で、一番いいのは、少し時間を置いてから、
「やっぱり好きなんだ。私はあなたの忙しさに配慮が足りなかった。ごめんね。また話し合いできないかな?」
みたいにメールを送ってみるのがいいかも。

すぐにメール送りたくなるかもしれないけれど、すぐメール送ってくると相手は「わずわらしい」と思う可能性もあるわ。ちょっと時間をあけたほうがいいでしょう。

そこで少しでも相手が応じる姿勢を見せたら、「もしかして、他にも私に悪いところでもあった?だったらがんばって直したいから教えてくれると嬉しいです」などと「他の理由の存在」に配慮するといいと思うわ。
「自分が言っていないことを察してくれる人」というのはポイントが高いものなのよ。

参考になったかしら?

Text/Tomy

初出:2014.08.21