「私はこれで満足しているから大丈夫」
女友達の幸せな恋愛話を聞いた時、気に入っていた男性の結婚が決まった時。自分の心を落ち着けるために、こんな言葉を心で唱えたことがある女性は多いです。
そしてどんな状況にも耐えられるように、一度満足度を下げた心にはあらゆる言い分が忍びよってきます。
「年収もそこそこあるし、そんなに不細工でもない彼だし……」
「おいしいものなんて最近食べてないけど、私はこのくらいのお店で満腹…」
「もう一年もカレがいないけど、たまにセックスしているからいいよね…」
「facebookで毎日いいね! してもらっている私ってそれなりに人気者だよね…」
いつも適当なことで満足していると自分をごまかせば、なんとなく幸せな人生を送っていけるような気になっている。
映画『アメリ』のように、現実の人生で「ちいさな幸せ☆」をせこせこと見つけ続ける。
By HidingHeart
そんな状況に陥っているあなたは、「満腹ゼリー女」です。ゼリー程度のもので、満腹になった気がしてしまっているのです。
本当は胃の中で誇張しているだけで、中には何も残っていないのに…。
これぞ幸せ! というものを目指すより、与えられた状況に満足した方が幸せだという意見もありますが、それは理想論だとあえて言い切りたいです。
本当に叶えるかはまた別の問題として、まず自分が本当にしたいこと・やりたいことを知ることすらしないのは、かなり“手抜き人生”です。
自分で満足度を下げることは、結局諦めと小さな幸せの境界線スレスレアウトのところに立っているだけで、動こうともしていない姿があらわになるだけ。
この機会に、自分が本当にしたい恋ややりたいことに一歩踏み出すことからはじめてみましょう。