何か一芸があれば加齢はこわくない
―若い頃にはわからなかった楽しみなどありますか?
- あやまん監督
-
「ひとりご飯」ですね。私はこれといった趣味がないので、ご飯を楽しみに仕事してます。カウンターのお寿司も、焼いてくれるすき焼きも、フレンチも全部ひとりで食べにいきます。
- 紫原明子
-
若い頃は全然想像できなかったけど、私は最近クラシック音楽に興味が出てきたんですよ。50代、60代になったら演歌も好きになるんじゃないかな。
―年齢を重ねると「落ち着く」ってことでしょうか。
- あやまん監督
-
そんなことないと思います。私の周りは年齢重ねた人のほうがバカ騒ぎしてるイメージ。いまの30代40代より、20代の子のほうが堅実で将来考えてますよね。
- 紫原明子
-
20代前半から婚活したりね。私は82年生まれなんですが、私たちの世代は西鉄バスジャック事件とか、酒鬼薔薇事件とか、宇多田ヒカルとか、いわゆる”17歳世代”。妙な時代の空気があって、10代で何者かにならなきゃって焦りと、才能がある人への強い嫉妬がありました。それが20代になっても抜けなくてジタバタしちゃいましたよね。
―確かに、10代20代の頃って他人と比べがちですよね。
- 紫原明子
-
でも30代も半ばになると、自分にできないこともあるけど、できることもあるって思えるようになって、私の場合は他人と比べたり、嫉妬することも少なくなりました。
- あやまん監督
-
憧れはありますけどね。だから若い子たちには、ひとりひとり長所も特徴も違うんだから、自分にあるものを伸ばしていけばいいんじゃないかなってことを伝えたいですね。他人が持ってるものに嫉妬するんじゃなく。
- 紫原明子
-
そうやってあやまんJAPANの下の世代の子たちも育ててるんですか?
- あやまん監督
-
そうですね。うちのメンバーの応募条件は「女性であること」「何か一芸があること」だけなんです。その一芸は、本当になんでもいい。例えば、17言語を操る言語オタクの才女もいますし、とにかくエロ知識が豊富って子や、ただおっぱいが大きいだけって子。あと、メインメンバーのたまたまこも「金玉が好き」っていうのが一芸です。
- 紫原明子
-
金玉が好き……?
- あやまん監督
-
だから名前が「たまたまこ」なんです。もう一芸の種類とかレベルとか問わず、何か一つでも「自分にはこれだ!」ってものがあれば、それはもうその人の魅力というか強みだから、私はそれを活かしていきたいんですよね。
- 紫原明子
-
女の人って「きれい」以外に救われる道がないと思いがちだから、めちゃくちゃ救われる話ですよ! 「金玉が好き」も個性!
- あやまん監督
-
だからあまりかわいい子はいないですが(笑)、いろんな魅力を持った子たちがいますよ。私もそれでパワーもらって活動してます。
- 紫原明子
-
若い子たちも何か自分の魅力を見つけてくれたらいいですよね。たまたまこさんは、どうやってあやまんJAPANに辿りついたんでしょうか。
- あやまん監督
-
たまたまこは、さくらだ達が抜けるときにひらいた全国オーディションに応募してくれました。たまこはとにかく下ネタが好きなんですが、やっぱり周りにひかれたりして話せなかったらしいんですね。そんなとき、TVであやまんJAPANを見て「自分もこのグループに入れば好きに下ネタが話せるはずだ!」と応募したと言ってました。
- 紫原明子
-
すごい! たまたまこさんにとって、あやまんJAPANが救いになってる!
- あやまん監督
-
でも、いまチームがすごく高齢化してて。30代、40代の応募者がすごく多いんです。
―30代、40代で「やっぱ自分はこれが好きだわ!」って吹っ切れる女性が多いのかもしれませんね。
- 紫原明子
-
みんな、結婚しなきゃとか、子ども産まなきゃとか、離婚しちゃダメとか、そういう“正規ルート“みたいな人生を目指しちゃうけど、絶対そのルートに乗らなきゃいけないわけじゃないんですよね。私は正規ルートに向いてないなって気づいたらさっと降りたっていい。私だって離婚してからのほうが楽しいから(笑)!
- あやまん監督
-
でも、若い頃はそんな勇気をなかなか出せないですよね。
- 紫原明子
-
正規ルートから外れないようにそーっと運転してるときより、事故って痛みを知って、“あ、でも私死なないんだ”って思ってからが本番です。
―たまたまこさんはアクセル踏み込めてよかったですね。金玉好きって気持ちを抱えたまま銀行員や公務員になっちゃってたら、「これは自分じゃない」ってつらかったと思います。
- 紫原明子
-
だからあやまんさんJAPANのみなさんは、リーダーであるあやまんさんが振り切れててよかったと思いますよ。
―そのおかげで、いろんな女性が救われてますよね。
- あやまん監督
-
でも私、昔も今も自分に自信がないんです。だから“監督”とか“社長”とか呼ばれてますが、「こうしよう!」とか断定的なことが全然言えないんですよね。
でも、せめて行動で示せるようにはしています。女子サッカーの澤穂希選手も「ピッチで辛いときは私の背中を見て」と言ったように、私のがんばる姿を下の子たちに示せたらいいなと思ってやってます。
―今後の野望はあるんですか?
- あやまん監督
-
あやまんJAPANをEXILE TRIBEみたいにしたいです(笑)。私はHIROさんで、いつかはパフォーマーを引退してプロデュースに専念して、レギュラーメンバーであるサムギョプサル和田とたまたまこの二人が、ATSUHIさんとTAKAHIROさん的な感じ。
で、4,50人のユースメンバーが三代目になったり、GENERATIONSになったり。そうしてTRIBE化していけたらいいなと思ってます。
- 紫原明子
-
女一座みたい(笑)。私たちには「あやまんJAPAN」という選択肢がある! と思うと、心強いですね。
撮影/Ryo
【あやまんJAPANインフォメーション!】
◼12/23(日)14:00〜16:00
入場無料ワンマンライブ
「GREATEST AYAMAN」
それに伴いCAMPFIREにてクラウドファンディング実施中
◼YouTubeチャンネルは毎週金曜日更新
◼あやまんJAPANユースメンバー募集中
◼新曲「斉藤さん-Say To Love Me-」発売中
詳しくはホームページまで!