30代40代だって恋愛してる
―若い子は「年齢を重ねたら恋愛できないんじゃないか」と不安だと思うんですが、周りを見てどうですか?
- 紫原明子
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全然恋愛してます! 晩婚も増えてきましたよね。先日は45歳の友人が結婚しました。彼女の結婚の条件も「音楽関係の仕事」「九州出身」みたいに、すごい限定的だったのに。
- あやまん監督
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みんな恋愛してますよね。うちはレギュラーと呼ばれるメンバーが3人で、その下に育成選手であるユースと呼ばれる子たちが全国に4,50人くらいいるんですね。そのユースである43歳の子が、いま26歳の子と付き合ってるんですよ!
―夢がある……! おふたりの恋愛はどうですか?
- 紫原明子
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私はお付き合いしているパートナーがいます。
- あやまん監督
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私はずっと彼氏はいないです。出会いがないというか、逆に出会いすぎちゃってわからなくなってます。
―あやまんさんほどおもしろい男性いないですもんね。
- あやまん監督
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そんなこともないと思いますが、私、普段はあまり喋らないですし、縁側でお茶飲んで佇むような関係がいいです。
紫原さんの彼はどんな方なんですか?
- 紫原明子
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年の差はあるけど、すごく自然に付き合えてると思います。でも、知り合って2年間は、一度も彼を恋愛対象として見たことがなかったんです。
―え、なんでですか?
- 紫原明子
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そもそも今の彼から誘われたことがなかったんですよね。離婚した直後って自尊心が傷ついてるので、強めな誘いにばかり乗ってしまってたんです、なにせ誘われるのが嬉しくて。でも、そういう人ってだいたい悪い男なんで何度か失敗して。そんな頃、彼とようやく2人で食事をする機会があって、素敵だなって思ったんです。
―どこに惹かれたんですか?
- 紫原明子
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お互い子持ちのバツイチなので、関係を続けるには努力が必要って分かっていて、足並みが揃うんですよね。でも、星占いでは「相性が悪い」って言われがちです。
―本人は相性がいいと思ってるのに。
- 紫原明子
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不思議ですよね。でも、いくら星占いが統計学に基づいてる、なんて言っても、それがまるっきり当てはまるわけないですからね。もともとそういう傾向があったにしろ、年齢や経験を重るうちに、社会性を身につけていくものだし、年の数だけ失敗から学んでるし。
―年齢を重ねることで、個性が出てくるんですね。
- 紫原明子
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ね。個性が出るし、強くもなりますよね。30代になり、悩みは多いですが、昔ほど傷つかなくなったかな。
- あやまん監督
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わかります。何で傷つくかもわかるし、傷ついたら自分がどうなるかも、全部わかる。だからこそ、誰かと出会っても、この人と結婚したらこうなって、でもきっと数年後にはこうなって……っていうのが見えすぎちゃってダメなのかも。
- 紫原明子
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じゃあ意表をつく人とかいいんじゃないですか? 競馬のジョッキーとか。
- あやまん監督
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なんでなんで(笑)?
- 紫原明子
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あやまんさんが芸事にストイックな方なので、おなじように、何かに打ち込んでる人がいいんじゃないかなと。アスリートとか。それか、主夫になってもらうとか?
- あやまん監督
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いいですね。さくらだ達にも言われます。あやまんは若くてかわいい男の子の面倒を見なって。確かに、専業主婦には憧れますが、私の性格だと飽きそうで(笑)。でも私がずっと仕事がんばらないといけないのかぁ。
- 紫原明子
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人を楽しませ続けるのがあやまんさんの宿命なのかもしれませんね……!
- あやまん監督
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税理士のおじいちゃんにも「あやまんさんは一人でがんばってください」って言われてます(笑)。
でも、がんばり続ければ報われるって、今までの経験でわかってるので、がんばって最高のパートナーに巡り会えると信じてます。