私たち女性はいつの間にか「女性は若いほうがいい」「女性は年をとったら恋愛できない」「年齢を重ねた女性がはしゃぐのはみっともない」などの思い込みに縛られているように感じます。
だから年齢を重ねることがこわくなる。
けれど、本当にそうでしょうか。誰しも年をとるのに、それってあまりに希望がなさすぎます。
年齢を重ねることは、別に不幸なことじゃない。だからこわくもない。
そんな思いをこめた今回の特集「加齢上等!」
第一弾の本記事では、今年39歳になるあやまん監督さんと36歳の紫原明子さんに、対談していただき、加齢に対するネガティブなイメージをぶち壊していただきました。
あやまん監督:下ネタを交えた宴会芸エンターテイメント集団「あやまんJAPAN」のリーダー。あやまんJAPAN株式会社の代表として、パフォーマーとしてだけでなくメンバーの育成にも尽力中。
紫原明子:専業主婦から離婚し、二児を育てるシングルマザー。ブログが話題となり、離婚後に作家デビュー。
30歳からでもTVにも出られるし作家にもなれる
- 紫原明子
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飲み会でのパフォーマンスって、いつ頃からやられてたんですか?
- あやまん監督
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TVに出たのが30歳で、その前からですね。
- 紫原明子
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30歳でTVデビュー!? 夢のあるお話!
- あやまん監督
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三十路デビューです(笑)。しかも、私群馬出身なんですが、上京したのが28歳のときなんですよ。
- 紫原明子
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それまで群馬から六本木に通ってたんですか?
- あやまん監督
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そうです、20代中頃からイベントコンパニオンのバイトで東京に通ってました。毎日あるわけじゃないから、東京の友達の家に何泊かして帰るって感じだったんですが、そのうち宴席のオファーが増えすぎちゃって。夜中、群馬で寝てるときにオファーが届いて「あー!いま東京にいたらあの人と飲めたのに!」みたいな。これはもう群馬にいる場合じゃないと、上京したのが28歳の頃です。
- 紫原明子
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28歳でついに!
- あやまん監督
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今では若いなって思いますが、当時は自分の年齢に劣等感があってサバ読んでました(笑)。
だから、元メンバーのファンタジスタさくらだやルーキタエ達も私の本当の年齢をずっと知らなくて。CDデビューして海外撮影に行くときパスポートで本当の年齢を知りましたね。
- 紫原明子
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飲み会では年齢とかどうでもよかったんですね。
- あやまん監督
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だから若い子たちに、30歳超えても人生どうとでもなるって伝えたいですね。
- 紫原明子
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ですね。私も専業主婦だったので、離婚して、30歳で初めて仕事したんですよ。高校卒業した頃に、年賀状の仕分けやファミレスの厨房のバイトはしたことあったけど。
―30歳以降にTVデビュー、そして作家デビューって夢ありまくりですね。
- あやまん監督
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でもテレビに出るために飲んでたわけじゃなく、ただただ楽しくて飲んでたらお声がかかりました。飲み会でもやり続けたら形になるものなんですね(笑)。