「タダで使えるwifiになるな」自分の価値を高めるモテテク
――でも、女性からまわりを巻き込んでトラップを仕掛けるってけっこう難易度が高いですよね。もうちょっとライトなモテテクってありますか?
- 鈴木
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大前提として「自分の価値を高く見せること」でしょうね。都合がいいことは悪いことじゃないけど、都合がいいんだったら都合よく使うじゃないですか。だって無料のwifiがあるのに、わざわざお金を払わないですよね。手間をかける必要があるものにならないと。
- 中川
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あと、男ってその女がモテてると思うと、急に逃した魚が大きくなってくる。だから、とにかく男と会ったら絶対そいつとピースしてる写真をSNSに上げまくるといいんじゃないですかね。そうすると、男どもは「あ、こいつこんなに男から好かれているんだ。うひゃっ、また別の男かよ! いい女だったのか……チッ」と思う。
- 鈴木
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そうだよ~。だってさ、マドカ・ジャスミンちゃんとかだってよく男と写真撮ってるから、女の子たちから「マドジャスさん、すごいキレイですね」って言われてるじゃないですか。
自分で買った指輪でも「もらったぁ~」って言えばいいんですよ。お父さんからかかってきた電話を、他の男からのようにして「この人超しつこいんだよね」って言ってもいいし(笑)。とにかくモテ感をアピールしていく。
- 中川
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俺、34歳のときが人生で1番モテたんですけど、すごかったのが「私は7月に結婚する」って人が4月に来て。「中川さん、7年前に一回会ってますよね?」「ああ」って名刺交換して「うち近いじゃないですか。3カ月間だけ私と付き合おうよ」って。結婚前の3カ月だけ、ずーっとその人と過ごす。
その3カ月の間にとんでもない回数エロしているんですけど、結婚する日を境に一切連絡をとらなくなって。電話をかけても出ないし、そうなるとこっちはますます「うぅ……」となるわけですよ。価値を上げるのに成功している。
――そんなドラマみたいなことが本当に……!
インスタ女子にモヤるなら、自分もやってみればいい
――自分の価値を高めることの重要さはわかったのですが、自分を高めることって自信がないとできない気がしていて……自己肯定感がそもそも低い人たちはどうしたら良いでしょうか?
- 中川
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若いうちから女帝のように振る舞うことですよ。女帝のように振る舞っているうちに、男たちからの評価が上がって、勝手に自信がついてきますから。
- 鈴木
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そうそう。同じFカップ揉むのでも、「私、たいしたことないよ」って言ってると「まぁそんなにDカップと変わんないかな」って感じだけど、高そうに見せていると「神だ……!」みたいに思ってもらえる。
あと、具体的な解決策としては、若いうちに2カ月くらい風俗とかキャバクラで働くことかな。
――風俗やキャバクラで働くと、自己肯定感が上がるんですか!?
- 鈴木
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だって、風俗に来るおじさんたちからすれば「ありがたい肉体」なわけじゃないですか。ちやほやしてもらえるので、勝手に自己肯定感が上がりますね。若いときにちょこっとデリヘルやったことある人とかって、ブスなのに可愛い子の立ち位置で喋る子が多いですしね。ただ、あまり長くやると病んじゃうので2カ月くらいでいいと思うんだけど。
――自己肯定観の話で言えば、InstagramをはじめとしたキラキラしたSNS投稿を真に受けて「私には恋愛する資格がない」と思ってしまう人もいるようです。
- 鈴木
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キラキラして見える女性たちを、遠い世界の人だと思わないことですね。アムラーも、インスタ女子も自分でなれますから。彼女たちがすごいんじゃなくて、自分がすごくないのが問題なわけですよ。だから、1回なってみたらいい。そこから見えてくるものもあるでしょうし。
- 中川
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バカみたいなのが、ケイティ・ペリーやミランダ・カーには嫉妬しないくせにばびろんまつこには嫉妬するっていう。自分に近いやつに嫉妬するのがバカなんです。
- 鈴木
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私が本気出せば上に立てるのに、と思ってるわけですよね。そういうのって顔に出ますよ。早くやめたほうがいい。
まぁただ、インスタ女子とかやってみたらわかると思いますけど、超くだらないですよ。同じ理屈で、自分を捨ててモテに走ることや、本命になることが自分にとって本当に必要なのか考えてみるといいと思います。
モテと自分の尊厳のどちらを取るかには答えはないので。そもそも自分が本当にしたいことは何なのか、見つめ直したほうがいいと思いますね。
おわりに
わたしたちは意外にも、自分が何を欲しいのか知らない。
本命になりたいのに都合の良い女に甘んじたり、ただただモテたいだけなのに「そろそろ落ち着かなくちゃ」と思ってる。
本命を目指そうが、ワンナイトで男と辻斬りのように寝ようが構わない。
ただ、どんなときでも大事なのは、自分の価値を高めて自分に自信を持つこと。
優しい女の子ほど、謙遜してしまいがちかもしれない。
だけど、自分という「商品」の価値を高めることは、相手の満足度を高めることと同じ。
いかなる状況でも、胸を張って歩いてほしい。
女の子は誰だって尊ばれるべき女神なのだから。
Text/佐々木ののか