自分の黒歴史は覚えてない
――みなさん、もっとエグい黒歴史持ってるんじゃないですか?
C: 恥ずかしいんですが…。
大学時代、男女のグループでお泊まりしたさい、私がシャワーを使ってるときに、シャンプーが切れてしまって。お風呂場から声をかければ、女友達が持って来てくれるだろうに、わざわざバスタオル一枚で、みんながいる部屋まで行って「シャンプーある?」って声をかけたことがあります。
当時は、「このラッキーすけべに男友達はドキドキするはず☆」って思ってましたが、スッピンで髪も濡れてペシャンコで、最高にブスな状態だったろうなぁ…あ、つらい。
――つらい告白、ありがとうございます。お二人はどうですか?
B:あるはずなんですが、恥ずかしい過去なので、記憶に蓋がされてるようなんです。全然思い出せない…。
他人の黒歴史なら、はっきり覚えているんですが。
A:そうそう。私、Bちゃんの恋愛黒歴史、よーく覚えてるもん。
B:!?
――お二人はお友達ですものね。教えてください。
A:以前、Bちゃんが彼氏にふられたとき、メンヘラみたいになっちゃって。涙が止まらないから心を落ち着かせるために、ハンカチにアロマを吹き付け、ずっとハンカチ越しでしか呼吸しなかったんですよ。
B:あー、そんなこともあった!
A:しかも、復縁したくて、ポストカードにずっと祈ってたよね。なんでだっけ?
B:「叶わない恋を叶えるには、何にでもいいから祈るしかない」って記事をネットで読んで…。だから雑貨屋で買ったお花のポストカードに「彼が戻ってきますように」って泣きながら祈ってました。
A:あのときは本当に狂ってたよね。
――Cさんは、他人の黒歴史は覚えてないですか?
C:あります!
女友達が、気になる男性に「これ見て見て~」っておもしろい画像や記事をスマホで見せるとき、わざとエロ動画のサイトにしておくって言ってました。それで「あ、間違えちゃった///」って恥ずかしがりながらも、セックスアピールするっていう…。
B:すごいアピール法!でも、エロ漫画サイトくらいならアリなのかな?いや、ないか…。
C:でも、エロ動画じゃなくて、その彼の画像とかだったら、アピールになるんじゃないですか?
A:いや、それホラーだよ!