話の聞けない男はNG!
自分に自信がない男ほどよくしゃべる
―じゃあ、そもそも話が聞ける男性じゃないとダメということでしょうか。
山路:僕が世の男性によく言っているのが、男は話を聞かなきゃいけない、と。
昔は、『話を聞かない男、地図を読めない女』って言っていましたけど、世の中はどんどん変わって、最近の女性は地図も読めるんだから、男も話を聞かなきゃいけないんですよ(笑)。
でも、実際なかなか男の方は、聞き役に回れないところがあって。
―なんで聞かないんですかね?
山路:僕もそこはよく分からないんだけど(笑)。
でも、多分自信がない人は話を聞かないですね。
自分に自信がない人は、喋るんですね。
なぜかというと、喋ることで自分を防御しているから。
それで結局、自分の自慢話ばっかりになったりするんですよ。
防御するための話は、第三者にとったら、何も意味のないことで。
あと、やたらに大きな声をあげたり、どなったりとかもそうですね。
人間らしいとも言えるけど、年がら年中一緒にいたら疲れちゃうから。
だから、上手く感情に抑制が聞いているかどうかも一つの基準かもしれませんね。
好きになるのに理由はないが
嫌いになるのは理由がある
―じゃあ、山路さんのオススメの本命男性は落ち着いていて、話がちゃんと聞ける人ということでしょうか。
山路:そうですね。
でも、一番大事なのは自分がどういう人を求めているかでしょうね。
嫌いになるときは理由が出てくるのに、好きになるのには理由がないんですよ。
そうすると、見た目もそんなに良くなくて、人の話も聞けないのに、好きになることがある。
理屈じゃないし。
逆に言うと、自己責任で好きになる覚悟をしないといけないんだけど。
でも、やっぱり理性とか正しい判断とかを失ってしまうのが一番楽しい恋愛でしょ(笑)。
結婚を考えたときには、もう少し冷静になる必要もあるけど。
【つづく】
次回は「本命女と都合のいい女のセックスの違い」をお送りします。
Text/AM編集部
山路徹
1961年東京生まれ。ジャーナリスト。TBSテレビ、テレビ朝日系プロダクションを経て1992年に独立し、国内初の紛争地専門の独立系ニュース通信社APF通信社を設立。これまで、ビルマ、ボスニア、ソマリア、カンボジア、アフガニスタン他、世界の紛争地を精力的に取材する。著書に『口説きの技術』(角川oneテーマ21)、『おとなの関係 性と心とからだと愛』亀山早苗共著(中央公論新社)がある。
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